12月5日は国際ボランティア・デー
島津グループのボランティア活動

12月5日は「国際ボランティア・デー」です。この日は、1985年に国連総会によって定められました。当日は、さまざまなイベントが世界各地で行われ、多くの人がボランティア活動に参加します。

12月5日は「国際ボランティア・デー」です。この日は、1985年に国連総会によって定められました。当日は、さまざまなイベントが世界各地で行われ、多くの人がボランティア活動に参加します。

ボランティアは、自分の意思で、社会やコミュニティの役に立つために、無償で行う活動です。地域のゴミ拾い、子どもの学習支援、災害時の支援活動のほか、国際協力に関わる活動が行われています。島津グループで行ったボランティア活動とボランティア休暇制度をご紹介します。
 

SHIMADZU(ASIA PACIFIC)PTE LTD(SAP)の活動紹介

島津グループのシンガポール拠点SAPでは、積極的にボランティア活動を行っています。SAPのメンバーが参加した活動をご紹介します。

Waterways clean-up

環境保護団体Waterways Watch Society(WWS)と協力して、カラン川の清掃を行いました。カラン川は、シンガポールの主要河川(Kallang River)で、1日で回収したプラスチックごみは20Kgに及び、地域の環境保全に貢献しました。
 

ストロー・パックなどを集める参加者

ストロー・パックなどを集める参加者

ボートで水上のごみを集めた

ボートで水上のごみを集めた

エッセンシャルパック・デリバリー

生活の支援が必要な高齢者783人に、生活必需品を届けました。物質的な支援だけでなく、社会から忘れられていないという心のこもったメッセージも届けることで、彼らの安心感や繋がりを深めました。
 

エッセンシャルパック・デリバリー
エッセンシャルパック・デリバリー
献血協力

シンガポール赤十字と保健科学庁と連携して社員が献血活動に参加しました。この活動の目的は、献血することだけでなく、血液は保存期間が短いため、定期的な献血が必要だという認識を高めることです。

献血協力
献血協力

SAP Prem Anand社長のコメント

SAPは今年創立35周年を迎え、島津製作所は来年150周年を迎えます。

私たちは「人と地球の健康への願いを実現し、科学技術で社会に貢献する」ことを目指して、CSR (企業の社会的責任) 活動に取り組んでいます。これが私たちのikigai(存在価値)です。

島津グループが一体となって、Attention(関心を持ち見守る) Affection(親しみや思いやりを持つ)Appreciation(感謝の気持ちを持つ)という3点を実践することが、世の中のためになると考えています。

私たちは今後も、子どもたちやその子孫のために、共に明るい未来を形作る活動を続けて参ります。

SSLの次世代支援活動紹介

島津企業管理(中国)有限公司(SSL)では、次世代の学習支援活動をボランティアによる運営で行いました。北京の国際学校(DAYSTAR ACADEMY)とSDGs交流をした様子を動画にてご紹介します。

島津製作所の活動紹介 
~「Forward Together!(一緒に前へ!)」~

東日本大震災で被害に遭われた方々のご苦労を目の当たりにして社員として何か出来ることがないかと考え、その一つとして2020年にボランティア休暇制度を整備しました。制度を導入するだけでなく、入門講習会を開催して、初めてボランティアを行う従業員が、スムーズに活動できるようサポートをしています。
 

島津製作所の活動紹介

ボランティア入門講座は、「ボランティア活動に興味はあるが、何から始めたらよいかわからない」という従業員に対して、「自分に出来ることがたくさんある」という気付きを得てもらう場と位置付けて実施しました。

参加者への事前アンケートでは、環境活動・スポーツや芸術活動・子供と関わる活動に興味を持っている人が多いことがわかりました。

講座は3回シリーズで、1回目にボランティア活動の意義や種類、活動情報をどのように入手するか学びます。2回目は、地域で活躍するコーディネーターから活動事例を聞き、グループワークで自分がやってみたい活動について考えました。3回目は、災害ボランティアに必要な知識と心構えを学びました。被災者の心理を知り、相手に寄り添う心の準備を行いました。

4回目からはいよいよ実践編です。事前アンケートの要望をもとに、事務局が活動を選定してボランティアを募集しました。活動の一部をご紹介します。
 

雪かき

京都の豪雪地域にて、地元の方々に教えていただきながら雪かきをしました。ボランティアメンバーは、住民が3人というこの地域での活動を通して、小さな支援が大きな力になることを実感しました。
 

雪かき
雪かき
栃の実拾い

京都の過疎地域にて、栃の実を拾って収穫するボランティアを行いました。ボランティアが拾った栃の実は、地元の名産品へと姿を変えます。
 

栃の実拾い
栃の実拾い

当社ボランティア事務局の森下は、これらの活動を企画して、自分自身も先頭に立って活動しています。「ボランティアとしてその場で何が必要とされているかを自ら判断し、その場で自ら実行する経験は、困っておられる方の助けになるだけでなく、自分自身の視野を広げ、自分自身の成長にもつながる貴重な機会と考えています。」と話します。 

事務局の戸波さんと、奥さん、森下さん

「一つ一つが短い時間や小さな行動であっても大丈夫。それらが集まることで大きな力になります。」と話す事務局の戸波と、奥、森下(左から) 

ボランティア事務局のコメント

「従業員が、自らの意思で、自らの持てる能力を生かして社会に貢献したいという気持ちをバックアップしたい」と考えて、ボランティアの側面から社是を実現すべく活動を行っています。今後は、活動を後押しするスキル講座等の企画も検討中です。徐々に共感の輪が広がっていくことを期待しています。
「Forward Together!(一緒に前へ!)」

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