2024.06.13

センシング技術で世界の橋や道路の安全に貢献するポーランド企業

センシング技術で世界の橋や道路の安全に貢献するポーランド企業-today

当社Webサイト「Stories of Excellence」の記事から、「センシング技術で世界の橋や道路の安全に貢献するポーランド企業」をご紹介します。

橋や鉄道、道路は、私たちの日常生活を支える重要なインフラです。当社はこれらの安全性を確保するため、ポーランドにあるSHMシステム社と協業しています。

橋や道路は国の動脈

橋や道路は国の動脈である。すなわち、橋や鉄道、および道路はいずれも国中に物資を行き渡らせるための重要インフラなのである。これらのインフラが機能しなくなったとき、都市はほぼ確実に機能を喪失する。2011年、歴史的な東日本大震災による津波が東北沿岸部を襲ったとき、政府が最初に決定した復興の優先事項は輸送の確保であり、津波の被害を受けた後1週間足らずのうちに新聞各紙は復旧された道路の姿を報じた。

 

 

国の動脈が何十年にもわたって機能するよう設計されているのと同様に、その構造物も、長く機能するものでなくてはならない。しかし、構造物は建設完了の瞬間から通行車両や、気候変動による極端な温度変化に曝され、亀裂や欠陥につながる影響を受け始める。そのため、さまざまな都市が民間のエンジニアリング会社に委託し、修理が必要な異常をいち早く検出するためのセンサーを配置している。この分野で驚異的なイノベーションを実現した企業の1つがポーランドのSHMシステム社 だ。30名程のスタッフを持つ同社がこれまでにない解像度と寿命を持つ分散型光ファイバーセンシング(DFOS)技術の開発に成功したのである。その品質はワークフローに組み込まれた島津製作所の機器により検証され、実証されている。<全文を読む>

 

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