「SHIMADZU Breakers」の社員選手・押野紗穂がテニス選手生活に区切り

プレー中の押野選手

当社テニスチーム「SHIMADZU Breakers」(以下、Breakers)の社員選手として活動してきた押野紗穂選手が、3月末をもってテニス選手としての生活に区切りをつけます。

 

今なお憧れのチーム

押野選手は2019年の入社以来、社員選手として広報業務にあたりながら日々スキルを磨いてきました。加入当初は、プロ選手も所属するチームでプレーできることにわくわくしていたといいます。

「加入して分かったことは、メンバーの“妥協のなさ”です。ストイックに練習に打ち込み、技術を追求する姿が印象に残っています。Breakersは憧れの存在でしたが、それはいまでも変わりません」(押野)

 

優勝の賞状を持つ押野選手

Breakers加入後初のシングルス優勝
(2019年度 第68回四国テニス選手権大会)

押野選手が「股関節のダイナミックストレッチ」をレクチャー
動画は45,000回以上再生されている

“応援してもらえる選手”を目指して

押野選手はそのBreakersの一員として自身を高め、現役最後の2023年度シーズンは特に強い思いで臨みました。国内ランキングで自己最高位を記録し、12月の「第59回島津全日本室内テニス選手権大会」では、同じく社員選手で後輩にあたる松本安莉選手とのダブルスで決勝戦に進出します。

「やはりこの一年は特に思い出深かったです。島津全日本室内テニス選手権大会の結果は準優勝でしたが、たくさんの方々が会場で応援してくださるなかでベストを尽くせたことを誇りに思います。“応援してもらえる選手”を目指してプレーしてきましたが、Breakersでの活動でそれに近づけたかなと思います」(押野)

 

ボレーの構えをする押野選手
第59回島津全日本室内テニス選手権大会表彰式

第59回島津全日本室内テニス選手権大会
松本選手(左から2番目)とのペアでダブルス準優勝

 

スライスを打つ押野選手

GS YUASA OPEN 2023

京都府旗を持つ押野選手

燃ゆる感動 かごしま国体(2023年10月)
京都府選手団の旗手を務めた

選手生活を振り返り「応援で勝たせてもらった」と話す押野選手は、その分チームメイトへの応援も全力です。Breakersの「第38回テニス日本リーグ」を追った動画にもその声援や、試合を終えた選手に駆け寄る様子が収められています。

押野選手のコメント

選手生活では、貴重な経験をたくさんさせていただきました。時には苦しいこともありましたが、多くの方々に支えていただきながら「SHIMADZU Breakers」の一員としてコートでプレーできたことに感謝しています。

今後もBreakersにはコーチ兼スタッフとして携わります。これまでの経験を活かし、チームのサポートや、選手がより活動しやすい環境づくりに取り組んでいきたいと思います。試合会場やSNSを通してたくさんのご声援をいただき、本当にありがとうございました。

 

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