「LCMS-2050」誕生ストーリー 開発篇
シンプルなのにハイスペックな小型質量分析計(MS)

「LCMS-2050」誕生ストーリー 開発篇

当社Webサイト「Stories of Excellence」の記事から、「シンプルなのにハイスペックな小型MS -LCMS-2050-(開発篇)」をご紹介します。

2022年、高速液体クロマトグラフ質量分析計「LCMS-2050」を発売しました。本製品は、これまでLC(液体クロマトグラフ)で行っていた分析を、LC-MS(液体クロマトグラフ質量分析計)を使って、高感度でデータの信頼性が高いものにしたい、というユーザーの声を反映しています。

開発にあたった、分析計測事業部の3名に話を聞きました。

常識から抜け出し、新しい価値を創造する

開発メンバーは、機械ユニット開発、電気ユニット開発、ファームウェア開発、ソフトウェア開発、そして分析手法を提案するアプリケーション開発の5チーム。総勢20人ほどで編成される。今回はMSが専門のビジネスユニット(MSBU)とLCが専門のLCBUが共同で取り組むという珍しいケースだ。

「MSBUでの常識がLCBUではそうではないことが多々あります。LCBUの参加は、LCMS-2050の開発において大きな意味がありました」(磯圭祐 開発リーダー)。
LCMS-2050は、MSに馴染みのないLCユーザーを対象として想定しており、LCユーザーに受け入れられる装置(ハードウェア)およびソフトウェアの操作性が求められていたのだ。<全文を読む>

 

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