夏休みに「島津ぶんせき体験スクール」を開催!
各地の小中学生、高校生と交流
島津製作所は、理科や科学を身近に感じてもらうきっかけ作りのため、小中学生・高校生向けに「島津ぶんせき体験スクール」を開催しています。
今年も夏休みシーズンに合わせて多くのスクールを開催しました。その様子をレポートしていきます!
各地のオンラインイベントに参加
7月26日には、京都リサーチパーク主催の「KRPフェス2021」に参加し、「レントゲンでみるカラダの不思議」をテーマに、X線と人体について配信しました。
参加した中学生からは「X線はあまり身近でなく難しいものだと思っていたが、わかりやすい説明のおかげで詳しく知ることができた」といった感想が寄せられました!
7月31日には、北海道函館市のサイエンス・サポート函館主催の「はこだて国際科学祭」、北海道主催の「2021サイエンスパーク」において、「ひさき型分光器を作って光を観察しよう!」というプログラムをオンラインで実施しました。
同イベントでは、小学生に、惑星分光観測衛星「ひさき」のペーパークラフトによる光の観察実験について紹介しました。実際に「ひさき」に搭載された回折格子の開発を担った当社の技術者も参加し、質疑応答も活発でした!
当社と学校を繋いでスクールを実施
関東の2校ともオンラインで繋がりました。
試料の表面を観察できる当社の走査型プローブ顕微鏡を使用し、CDのどこにデータが保存されているかを可視化。測定データと手触りの比較が好評でした!
本社で分析装置の操作を体験
感染症対策を取り、本社でもスクールを開催しました。
7月27~28日には、京都市青少年科学センターによる「目指せ未来のサイエンティスト事業」の一貫で、小中学生が分光光度計を使った実験に挑戦しました!
7月29~8月6日には、中学・高校の課外活動として5校が当社に訪れました!
「島津ぶんせき体験スクール」担当者からのメッセージ
この夏は定員を半分以下に減らして実施しました。そのため自由応募イベントは高倍率となってしまい、参加いただけなかったお子さんが多く申し訳ありませんでした。また、感染拡大の影響で、延期や中止せざるを得なかった学校もありました。
感染対策のため、1人1台の装置で実験するようにしましたが、自分のペースでじっくりと取り組んでもらえたように思います。
このような中でも参加してくださった皆さんの満足そうな顔を見ると、交流の機会を持つことができて良かったと実感します。今後も状況に応じて判断しながら「島津ぶんせき体験スクール」を開催していきたいと考えています。