東北大学サイエンスキャンパスと「島津ぶんせき体験スクール」をオンライン共催!
11月14日にオンラインで「島津ぶんせき体験スクール」を開催しました。今回のスクールは東北大学工学研究科・工学部サイエンスキャンパス(以下:東北大学サイエンスキャンパス)と共同で開催し、東北地方を中心に全国から小学生57人が参加しました!
11月14日に開催した「島津ぶんせき体験スクール」の概要
今回のスクール「島津ぶんせき体験スクール ひさき型分光器を作って光を観察しよう!(東北大学サイエンスキャンパス体験型科学教室)」は、東北大学・参加した子どもたち・島津製作所をオンラインで繋いで実施しました!
全国から参加してもらえたのはオンラインでの開催ならでは
子どもたちが島津製作所を訪問したような気分になるよう、当社への入門手続きからショールームまでを案内する動画を流してスタートし、ひさき型分光器のペーパークラフト制作の導入として、宇宙から天体を観測している惑星分光観測衛星「ひさき」に搭載されている回折格子を開発した当社の技術者が講演しました。
島津製作所を訪れたイメージ動画を流した
担当者はショールームから配信
当社の製品紹介や質疑応答の時間も設け、子どもたちから多くの質問が飛び出しました。
その後、参加した子どもたちにひさき型分光器のペーパークラフトを郵送し、各家庭で組み立てて光を観察してもらい、感想や写真を募りました。
参加した子どもたちから届いた写真や感想
子どもたちからは「はじめは緊張してドキドキしたけど、やってみると簡単に作れて楽しかった!」「もの作りが好きなので、役に立つものを作ってみたい!」などの感想が届きました。届いた写真の一部も紹介します!!
兄妹で仲良く参加してくれた!
作ったペーパークラフトで家の照明を観察!
動画を見ながら分光器を組み立て!
観察記録と写真をレポートにしてくれた子も!
観察した光を撮影してくれた子も!
東北大学サイエンスキャンパスについて
東北大学サイエンスキャンパスは、小学生から高校生までを対象に、実験やものづくりなどに関連した体験型科学教室を開催しています。「子供たちが科学やものづくりへの興味を育み、将来にわたり新しい産業を作り出す技術者や科学者に育つこと」を目指して東北大学大学院工学研究科が運営しています。
当社もこうした取り組みに賛同しており、毎年イベントを共催しています。
「島津ぶんせき体験スクール」担当者からのメッセージ
「当日は、子どもたちがオンライン授業に慣れていた事にとても驚きました。印象的だったのは、終了後に順番に『ありがとうございました!』『楽しかった!』など一言ずつコメントして退出された事です。対面イベントでもオンラインでも全く変わらない様子に、子どもたちの順応性の高さを感じました!」
「自宅で作ったひさきの写真や感想、観察記録などが続々と届きました。当日は子どもたち全員とのやり取りはできませんでしたが、それぞれに体験を楽しんでもらえたこと、ひさきや分光器に興味を持ってもらえたことが伝わってきました。参加いただきありがとうございます!」