白河総合支援学校で「もの作り体験講座『島津製作所』~ものづくりを通して仕事の意味を考えよう~」を開催
企業と総合支援学校の新しい連携の一環として、京都市左京区にある特別支援学校・京都市立白河総合支援学校で「もの作り体験講座『島津製作所』~ものづくりを通して仕事の意味を考えよう~」を開催しました。
白河総合支援学校での体験講座の概要とテーマ
今回の体験講座は、毎年9月の障害者雇用支援月間に合わせ、学校と連携して企画しました。「生徒の皆さんのキャリア発達を促すとともに進路選択の糧とし、今後の産業現場実習の充実を図る」ことを目的としました。
ペーパークラフトの制作に取り組む生徒の皆さん
「もの作りに対する島津製作所の考え方や意味を、惑星分光観測衛星『ひさき』のペーパークラフト制作体験と光の成分を観察する実験を通して学ぶ」「目の前の仕事がどのように社会につながるか考え、仕事を通しての社会貢献をついて考える機会とする」というテーマのもと、共通教科<職業>2時間分を使い、高等部の3年生24人が参加しました。
今後は、高等部の1年生や2年生向けにも開催予定です。
制作した惑星分光観測衛星「ひさき」のペーパークラフト
体験講座を開催した当社の担当者から
初めての外部講師の授業で、細かい作業もあったので、初めは緊張や戸惑いを感じた様子でした。しかし、制作が進むにつれ、生徒同士の助け合いや声掛けもあって普段通りの雰囲気になり、全員が時間内に制作を完了することができました。完成後は、真剣な眼差しで光を観察していました。
障がい者雇用に関する島津製作所の取り組み
当社では、会社を支える一員として障がいを持つ社員が様々な職場で活躍しています。特別支援学校の卒業生6名も業務に従事しています。京都府における昨年度の「障害者雇用優良事業所等知事表彰」では、貢献団体として表彰されています。
昨年9月には、京都府の特別支援学校向けにテニス教室を開催しました。当社テニスチーム「SHIMADZU Breakers」の社員選手がコーチとなり、本社のテニスコートで15人の生徒の皆さんと汗を流しました。
今後も一人ひとりが活躍できる環境を拡大し、雇用を促進していきます。
