2020.06.10

質量分析技術を用いたバイオマーカーの探索

心疾患のメカニズムについて研究する、米国クリーブランドクリニックのStanley Hazen博士に、質量分析技術を用いたバイオマーカー探索と臨床応用研究についてお話を伺いました。

質量分析技術の可能性

Stanley Hazen博士は、当社の液体クロマトグラフ質量分析計を活用し、腸内細菌が代謝した成分が心疾患を引き起こすことを発見しました。

病気の変化や治療に対する反応の指標となる「バイオマーカー」の探索や測定において、微量な成分の検出に優れた質量分析装置の重要性が増しています。同氏は「今後、質量分析技術は病気の予防と治療のモニタリングの両面で、ますます大きな役割を果たすだろう」と語っています。

 

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