感染症専門医とともに
シームレスな
感染症診療を実現
ExpertTWINTMは、感染症の診断や治療方針に悩まれる主治医や抗菌薬適正使用支援チーム(Antimicrobial Stewardship Team:AST) 、院内感染対策チーム(Infection Control Team:ICT)と感染症専門医をつなぎ、地域や施設の枠を越えた相談支援を実現します。
ExpertTWINとは
WEBブラウザ上で感染症専門医に
感染症診療の困り事を相談できるオンラインサービスです
- 担当する感染症専門医と回答期限を設定し相談投稿を行うと、システム上で回答期限内に担当の感染症専門医の回答を確認できます。
- システムに患者情報を入力すると、追加質問が提示されます。質問に答えるだけで、感染症専門医が回答を検討する上で必要な情報を補填することができます。
- システムは3省2ガイドライン※1と個人情報保護法に準拠し、セキュリティ対策や患者個人情報管理を行っています。
※1 「医療情報システムの安全管理に関するガイドライン」(厚生労働省発行)および「医療情報を取り扱う情報システム・サービスの提供事業者における安全管理ガイドライン」(経済産業省・総務省発行)の3つの省庁、2つのガイドラインの総称
特長
-
臨床経験豊富な感染症専門医が
相談に対応します -
システムからの質問に
答えるだけで相談に必要な
情報を入力することができます -
入力した情報に関連する
ガイドライン情報や診療に役立つ
指標を表示します
感染症専門医不在の施設が抱える課題
-
感染症の治療に難渋したとき近くに治療方針を相談できる専門家がいない。
総合内科の主治医
-
限られたリソースでICT活動を行っており、最新のガイドライン情報や症例情報を収集する時間がとれない。
ICTに所属する泌尿器科の医師
-
主治医に投与中の抗菌薬の
変更や停止を提案する際に、第三者の後押しが欲しい。ASTに所属する薬剤師
日常的な感染症診療のお悩みに直面した際、ExpertTWINを通じて
感染症専門医があなたに診療アドバイスを行い、一緒に悩みを解決します。
ExpertTWINを通じて感染症専門医が
診療の意思決定を後押しします。
的確な診断や抗菌薬選択が行われることにより、
院内の感染対策活動や病院経営への貢献につながります。
ExpertTWIN を使用した結果、あなたの診療はどう変わりましたか?
β版実証実験コンサルテーション評価アンケート(n=21)より
(2022/10-2023/12実施)
本システムは、感染症診療に携わる医療関係者の
皆さまとの対話を重ねて生まれました
2018年より島津製作所と名古屋大学医学部附属病院との間で実施した「ニーズ探索型共同研究」で
発見されたニーズが起点となっています。
その後、国立大学法人東海国立大学機構※2、名古屋大学医学部附属病院中央感染制御部、同大学予防早期医療創成センター、岐阜大学大学院医学系研究科感染症寄附講座教員で構成される研究グループ(研究代表:名古屋大学大学院医学系研究科臨床感染統御学、八木哲也教授)と共同研究を実施し、現場観察やヒアリング、実証実験を繰り返しながら開発されました。
本プロジェクトにご協力いただいた医療機関は約30施設にのぼります。
※2 東海国立大学機構は、2020年4月、岐阜大学と名古屋大学という二つの国立大学法人による県をまたいだ法人統合により、日本初の一法人複数大学制度により設立された国立大学法人。以来、両大学の個性ある発展を支えるとともに、両大学の強みから生まれるシナジーを大きく育てることで、社会課題、人類課題への貢献を目指し、教育・研究、地域創生に取り組んでいる 。
ExpertTWIN商品紹介
ExpertTWIN操作方法
- ExpertTWINは株式会社島津製作所またはその関係会社の日本国内における商標です。
- 本文書に記載されている会社名、製品名、サービスマークおよびロゴは、各社の商標および登録商標です。なお、本文中では「TM」、「®」を明記していない場合があります。
- 本製品は、医薬品医療機器法に基づく医療機器として承認・認証等を受けておりません。治療診断目的およびその手続き上での使用はできません。
- 本製品を正しくお使いいただくために、必ず「利用規約」「提携規約」および「取扱説明書」をお読みください。
- 本製品は感染症診療に関するアドバイスを提供するサービスです。システムからの表示結果や専門医からの回答に基づく診療判断は、自施設で総合的に判断してください。
- トラブル解消のため、組み合わせ機器は推奨仕様のものを使用してください。
- 外観および仕様は、改良のため予告なく変更することがありますのでご了承ください。