クラウドを活用した工場排水の水質オンライン管理

自然環境を守るため、工場から出る排水には法律や都道府県・市の条例により、厳しい水質基準が定められています。特に、人の健康や生活環境に対して害のある水や、ダイオキシン類を含む汚水または廃液を排出する恐れがある施設は、「特定施設」として指定され、厳しい水質の自主測定義務などがあります。

排水管理をされる方々は、水質測定に不備が生じないよう常に装置状況を確認する必要があります。しかし、装置が設置されている場所は普段人が出入りすることのない管理施設や放流口付近であるため、監視には定期的な巡回や大がかりなシステムを準備しなければなりません。

当社の全窒素・全リンのオンライン水質計TNP-4200シリーズでは、クラウドを用いた保守サービスを提供しており、社内外を問わず、装置の設置場所以外から稼働状態を確認することができるため、日常業務の負担を軽減することができます。また、当社のフィールドエンジニアとお客様がクラウド上で稼働状態の情報を共有することで、トラブルを未然に防ぐだけでなく、仮にトラブルが発生した場合でも迅速に対応することができます。これまで以上に装置の長期安定稼働が可能になるとともに、これまでに費やしていたコストと時間を大幅に削減することができます。

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