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(注)所属・役職および研究・開発、装置などは取材当時のものです。

NEWS & TOPICS

第28回(平成20年度)島津賞

京都大学
物質-細胞統合システム拠点 iPS細胞研究センター センター長
再生医科学研究所 教授

山中伸弥氏が受賞

「島津賞」は財団法人 島津科学技術振興財団(理事長 岡本道雄)が毎年、科学技術、主として科学計測およびその周辺の領域における基礎的な研究において、近年著しい成果をあげた功労者を表彰している。今年度は、山中伸弥教授の研究業績「人工多能性幹細胞による生体反応予想」が受賞した。
山中教授は、表彰式後の受賞記念講演で、スタッフと学生への感謝を述べると同時に、実用化へ向けてはまだ多くの問題が残っていることを指摘。産学官で連携して、研究を加速化させる必要性を訴えた。
また、同財団は、研究開発助成として、科学計測の基礎的な研究に携わる12名の若手研究者に助成金を贈呈した。

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2月19日、京都ホテルオークラで「平成20年度島津賞」の表彰式が行なわれた。

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受賞記念講演を行なう山中教授

■ 受賞研究内容

山中教授は、ヒト体細胞に少数の遺伝子を導入し、人工多能性幹(iPS)細胞を樹立する技術を確立した。患者と同じ遺伝情報を持つ細胞の自在作製が可能となり、病態解明利用、新薬探索、薬剤副作用評価など、革新的生体反応系を提供するものと期待される。
従来、上記の評価系の資源として胚性幹(ES)細胞が検討されてきた。しかし、クローン技術によるヒトES細胞の樹立は成功しておらず、また、ES細胞の起源に根差す倫理的問題もあった。山中教授は、ES細胞の多能性維持機構に対する洞察を元に、わずか4ないし3遺伝子を発現させることで、皮膚などの細胞から多能性幹細胞を樹立する技術を確立した。しかも、これは汎用技術でもある。iPS細胞から分化させた神経、心筋といった組織細胞を用いることで、患者本人に代わる、試験管内での生体反応系の再現が可能となり、疾患の病態解明の進展のみならず、効果的な新薬探索系や、実験動物に代わる薬剤副作用評価系の提供が期待される。また将来的には、自己多能性幹細胞を用いた再生医療への応用が期待される。

平成20年度研究開発助成金受領者 12件(五十音順) 助成総額1100万円

静岡県立大学 薬学部
講師 稲垣 真輔
●官能基ごとに分類したメタボローム解析法によるバイオマーカーの探索
京都大学 物質-細胞統合システム拠点
教授 上杉 志成
● iPS細胞を検出する蛍光小分子プローブ
京都大学 大学院医学研究科
講師 岡部 寛
●消化器癌患者の再発予測・治療効果判定への応用を目指した末梢血液中腫瘍細胞計測方法の確立
筑波大学 大学院数理物質科学研究科
准教授 木塚 徳志
●単原子からの発光・光吸収を検出する原子直視型局所分光法の開発
(財)レーザー技術総合研究所
レーザー加工計測研究チーム
研究員 染川 智弘
●都市域大気における温室効果ガス検知に向けた白色光同時吸収分光法の開発
京都大学 大学院理学研究科
助教 田川 義晃
●レーザー光技術を用いた新規脳刺激デバイスの開発と神経再生技術への応用
(独)理化学研究所 基幹研究所
研究員 高嶋 一登
●有機強誘電体を用いた微小・高感度な触覚センサの開発、および生体計測・診断技術の確立
大阪大学 大学院工学研究科
特任講師 高橋 幸生
●コヒーレン トX線散乱による金属材料内部の歪場のナノ空間分解イメージング法の開発
東北大学 大学院農学研究科
准教授 福田 智一
●イメージングを利用した肉の風味を規定する筋肉内脂肪の不飽和度の向上に関する研究
鹿児島大学 大学院理工学研究科
助教 真中 浩貴
●電子スピン共鳴法による低温での電子軌道状態の3次元可視化システムの開発
山口大学 大学院医学系研究科
准教授 吉本 誠
●脂質二分子膜の構造変化に基づく気液流動場内液体せん断力の精密測定
大阪大学 大学院工学研究科
特任准教授 渡邉 順司
●ポリ ( トリメチレンカーボネー ト) 誘導体による微小流路の高速親水化と蛍光標識抗体の固定化

島津中国
30年目の飛躍

「日本の島津」から「中国の島津」へ

世界経済の縮小が伝えられる中でも目覚ましく成長を続ける中国。その中国と島津の関係は50年以上前から続き、2008年に事業進出30周年を迎えた。30年という歴史は、島津製品に対する信頼の醸成に寄与し、確固たる地盤を築くにいたっている。そして、さらなる発展へ向けて、「島津中国」は、大きく飛躍しようとしている。

中国における主な島津の拠点

  • 販売・サービス会社
  • 製造会社、研究開発会社

人材を積極的に育成し現地化を促進

その核となるのが、「『日本の島津』から『中国の島津」へ」というスローガンだ。従来、島津は、日本で開発・生産した製品を中国へ輸出、あるいは、日本で開発した製品を中国で生産するというビジネスを展開していた。だが、より市場にマッチした製品とサービスを提供するために、昨年、島津中国で最大の生産拠点である島津儀器(蘇州)有限公司の傘下に研究開発部門を設置。中国市場が求めるオリジナル製品の開発をスタートさせた。また、質量分析計など最先端技術を研究する島津分析技術研発(上海)有限公司にアプリケーション開発サポートセンターを新設。加えて、現在、現地法人では、中国国内で優秀な人材を確保し、幹部に育てる教育を進め、中国国内の人材が中心となって指導、運営する経営体制への移行を目指している。商習慣、雇用習慣における日中での違いは、決して小さくない。その差が埋まってはじめて、中国でのビジネスはしっかりと根を張ることになると島津は考えてきた。中国国内での人材育成は、その最後のステップとなる。

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2008年11月、上海アプリケーション開発サポートセンター(島津グローバルCOE)で行なわれた中国進出30周年記念式典で、握手する中国分析測試協会の馬常務理事と島津の服部社長。

「島津中国」全省をカバーするネットワーク

島津と中国とのつながりは長く、深い。日中貿易取引開始直後の1956年、「第1回北京・上海・日本商品見本市」に参加したのを皮切りに、中国の改革開放政策スタートと同時期の1979年に、予想される急速な工業化に備えて北京にサービスステーションを設置した。今では、4カ所の生産拠点と12カ所の販売拠点、さらに全省をカバーする販売代理店網と50カ所のサービス拠点を設置しており、世界の分析計測機器メーカーの中でも充実したネットワークを誇っている。現在、島津の中国での事業規模は、2008年度の見込みで約300億円。日本の国内市場を除けば世界最大の規模で、島津の業績のけん引役ともなっている。近い将来、日本市場をも超えると予想され、島津では最重要市場と位置づけ、より充実した体制の強化を進めている。

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島津中国の拠点。全省をカバーするサポート体制を構築している

シングルナノ粒子径測定装置 IG-1000が十大新製品賞を受賞

日刊工業新聞社の2008年度十大新製品賞に、シングルナノ粒子径測定装置IG-1000が選ばれました。島津独自のIG法という新しい原理を採用することによって、これまで正確な測定が困難であった10nm以下のシングルナノ粒子の粒子径やその分布を把握することができ、めざましい進展を遂げているナノ材料の研究に大きな貢献が期待されると評価されました。 (2009.1.28)

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千野日刊工業新聞社社長から表彰状を受ける服部社長

小型グリーンレーザ“BEAMMATE”が超モノづくり部品大賞を受賞

モノづくり推進会議・日刊工業新聞社共催の「超モノづくり部品大賞」に小型グリーンレーザ“BEAMMATE”が選ばれました。本製品は、建築現場などで水平/垂直ラインの基準線を照射するツールとして使われるレーザ墨出し機用途において、世界最高水準のビームクオリティーを実現した最小サイズの固体グリーンレーザモジュールです。 (2008.10.14)

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当社の佐野薫が「京都府の現代の名工」に選ばれる

2008年度「京都府の現代の名工」の「光学レンズ研磨」分野で、佐野薫(45歳)が過去最年少で選ばれました。分析機器などの性能を左右するレンズの研磨で、平面度100万分の6mmを達成できるほか、精密外形加工、高精度非球面研磨、光学結晶研磨において、きわめて優秀な技能者であることが認められました。(2009.1.27)

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金属製定盤で光学ガラスの成形を行なう。

6製品が2008年度グッドデザイン賞を受賞

電子上皿天びん(アミディアTXシリーズ、アミディアTXBシリーズ)、島津フーリエ変換赤外分光光度計(IRAffinity-1)、紫外可視分光光度計(UV-1800)、島津マイクロフォーカスX線CTシステム(インスペクシオSMX-225CT)、回診用X線撮影装置(MobileDaRt Evolution)が、2008年度グッドデザイン賞を受賞しました。1957年にスタートしたこの賞は、わが国唯一の総合的デザイン評価・推奨の仕組みで、「デザインが優れたものごと」を選び、生活者や産業などに働きかけ、私たちの社会をより豊かな方向へ導いていこうとする活動です。 (2008.11.16)

        

半導体装置グループが日本真空工業会表彰部門賞を受賞

日本真空工業会表彰の真空装置部門・部門賞を当社のターンバック式太陽電池用反射防止膜成膜装置SLPC-TBを担当する半導体機器事業部 技術部 装置グループが初受賞しました。従来装置のプラズマソースを発展させながら、独自の搬送システムの採用で、コストパフォーマンスを2倍に向上させたことが評価されました。 (2008.8.26)

電子天びんの取扱説明書が「日本マニュアルコンテスト2008」で入賞

テクニカルコミュニケーター協会主催の「日本マニュアルコンテスト2008」で、電子天びんTX/TXBシリーズの取扱説明書が「最終審査委員特別賞 誰でも使えるで賞」を受賞しました。 このコンテストは同協会が作成した マニュアルコンテスト憲章に則って行われます。(2008.9.2)

医用機器のショールーム
「メディカルセンター」をリニューアル

画像診断装置や臨床アプリケーションの紹介をはじめ、最新技術の情報提供、共同研究を行う場として、年間約3000人の来訪者を迎えています。購入調査で訪れる国内外のお客様の見学の他、ユーザーや専門学会・研究会との関係強化・親交を図るため、本社工場内で移転・リニューアルし、お客様の要望に一層高いクオリティでお応えできるよう展示内容と設備を充実させました。(2008.10.1)

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撮影直後にその場で鮮明な画像を確認できる
移動型のデジタルX線撮影システムMobileDaRt Evolutionを発売

病室や手術室、集中治療室、救急医療の現場などX線撮影室以外で、コードレスでX線撮影が行え、撮影直後にその場で画像確認ができるデジタル式回診用X線撮影装置です。「快適な走行と高い操作性」に加え、新しくX線の最大出力を32kWに向上させたことから、小児や救急など患者が静止できない場合でもブレの少ない鮮明な画像が得られるようになりました。 (2008.9.3)

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当社Webサイト分析計測機器ページに
お客様のご意見ご要望をご紹介するコーナーを開設

当社の技術担当者が、装置をお使いいただいているお客様を訪問し、新規開発品や特長ある技術に対するご意見やご要望をお聞きします。装置や技術について、お客様の生の声を掲載しますので是非ご覧ください。

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食の安全セミナーを東京・大阪で開催

「異物混入」「有害成分混入」「産地・表示偽装」など、最近問題になっている実際の事例に合わせ、食品の製造や流通段階で必要な検査・分析装置の重要性、これらの分析法や前処理技術などを多角的な視点で紹介しました。当社を中心にアプライドバイオシステムズジャパン(株)、ジーエルサイエンス(株)で共催し、公的機関・民間企業から多くご来場いただきました。(2008.12.8-9)

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医薬品中の不純物や環境汚染物質の検出をより高速・高感度で行える
液体クロマトグラフ質量分析計LCMS-2020を発売

医薬品に含まれているごく微量の不純物や、自然に分解されず生体への蓄積が懸念される環境汚染物質などの分析を、より速く、確実に検出できるコンパクトな液体クロマトグラフ質量分析計「LCMS-2020」を発売しました。測定速度と検出感度が格段に向上したうえ、使いやすいワークステーション「LCMSsolution Ver.5」も同時発売しました。 (2008.9.3)

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高分子材料中の極微量な不純物や添加剤等の分析時間を大幅に短縮できる
サイズ排除クロマトグラフィー質量分析装置「SEC-AccuSpot-AXIMAシステム」を発売

プラスチックなどの合成高分子材料に含まれる不純物や添加剤など、極微量な物質の成分を分析する際に、これまで長時間手作業で行っていた工程を自動化することにより、分析時間の大幅な短縮を可能にしたサイズ排除クロマトグラフィー質量分析装置「SEC-AccuSpot-AXIMAシステム」を発売しました。業務の効率化が図れ、生産性の向上が実現します。 (2008.9.3)

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溶液中の金属成分の濃度測定において世界トップクラスの検出性能を実現した
分光光度計AA-7000を発売

光学系を改良して世界トップクラスの検出性能を実現し、外観デザインの刷新で従来機比15%削減の省スペース化を図った原子吸光分光光度計AA-7000シリーズを発売しました。溶液中の金属成分の濃度に応じた様々なニーズをカバーするラインアップがあり、分析対象に応じて各種ユニットから選んで追加することによりフルシステムまでアップグレードすることができます。(2009.1.13)

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溶液中の核酸量を1μℓの微量試料で測定、洗浄までを自動化した
ライフサイエンス分光光度計BioSpec-nanoを発売

試料となる溶液中の核酸量が1~2μℓの微量でも確認でき、1試料あたりのスペクトル測定時間3秒で迅速測定が可能なBioSpec-nanoを発売しました。ピペットで直に測定窓に滴下し、その後はPC画面または本体の測定ボタンをクリックするだけで、光路長の設定から測定、滴下した測定窓の拭き取りまでを自動で実行することが可能になりました。(2009.1.7)

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RoHS/ELV指令の規制有害元素のスクリーニング分析が容易にできる
エネルギー分散型蛍光X線分析装置EDX-GPを発売

RoHS/ELV指令での有害元素のスクリーニング分析に必要な機能をすべて搭載し、分析手順を自動化するなど、使い易さを追求したエネルギー分散型蛍光X線分析装置 EDX-GP を発売しました。未知の試料の材質や分析条件の選択を自動で判断し、測定・判定結果表示まで行う機能を装備し、検出が容易な試料では、規制元素を一括測定できる高速モード機能を装備しています。(2008.10.20)

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新技術を開発!10nm以下の粒子径の測定を実現するシングルナノ粒子径測定装置
IG-1000を発売

当社が独自に開発した画期的な粒子径測定技術「IG法」により、従来では測定が困難であった液体中の10nm以下の微粒子の粒子径とその分布を再現性よく測定できるシングルナノ粒子径測定装置IG-1000を発売しました。粒子で回折格子の形をつくり、それが崩壊する際の拡散スピードから粒子径を測る測定装置で0.5nmから200nmまでの粒子を測ることができます。(2008.8.27)

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複数台のカメラで100万コマ/秒の超高速同期撮影ができる高速度ビデオカメラ
HyperVision HPV-2を発売

HPV-1の特長に加えて、PC1台で最大4台までのカメラを制御でき、同期撮影の機能を新たに装備した高速度ビデオカメラHyperVision HPV-2を発売しました。先端技術・製品の開発、不良原因の究明、理工学・医学の研究、生産技術の改善、スポーツ科学での応用等、高速度撮影が必要とされているあらゆる分野において幅広く用いることが可能となります。 (2008.9.3)

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光を反射する面の形状精度を3倍に高めた軸外放物面鏡SPAシリーズを発売

分光器などに搭載される光学キーデバイスとして、光を反射する鏡の面の形状精度を 従来の約3倍に高めた高精度・高品質な軸外放物面鏡SPAシリーズを発売しました。形状精度の高い軸外放物面鏡が分光器のキーデバイスとして供給できるようになったことで、高機能で高い測定精度をもつ分光器の実現につながる他、分光器組立時の調整作業もきわめて容易になります。 (2008.9.10)

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業界初!両面のタッチパネルモニターで2人同時に受付ができる再来受付システムを発売

島津エス・ディーは、1台で2人の再来患者が同時に受付できる業界初のデュアル・アクセス型の再来受付システムMERSYS-TWINを発売しました。スペースを節約できるため、空間に応じて自由なレイアウトが可能となり、受付エリアでのスムーズな動線を実現できます。また、消費電力、導入コストの削減も可能です。(2008.11.13)

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材料のイニシャルコストを4分の1に削減、作業時間を大幅短縮
研究開発・多品種少量生産に最適な コンパクト形 薄膜形成装置を発売

島津エミットは、近年の著しい技術発展に伴い大きく変化している市場要求に応えて、低価格と高付加価値を両立させ大学・研究所での研究開発用途や多品種少量規模の薄膜製造工程用として最適な小形汎用高周波マグネトロンスパッタリング装置2機種ロードロック式HSR-351L、及びバッチ式HSR-351の販売を開始しました。(2008.11.11)

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低価格、シンプルで強固な防爆構造の電動バルブアクチュエータを国内販売

島津エミットは、小形電動バルブアクチュエータだけで年間6,000台以上生産・販売しています。この実績により、低価格、シンプルで強固な防爆構造を有する電動バルブアクチュエータを製造・販売する韓国HKC社と日本国内における販売に関して輸入販売契約を締結し、防爆検定合格証を取得し販売を開始しました。(2009.1.26)

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「人に優しく、使いやすく快適で効率的に実験ができる」ドラフトチャンバー・実験台を発売

超微量、極微細、超高温高圧など研究内容が先端化するなか、実験作業が効率的に行える機能を備えると共に、多様な研究者に配慮した安全で使いやすい実験施設・設備がますます強く望まれています。島津理化は、「人に優しく、使いやすく快適で効率的に実験ができる」をコンセプトとする新設計の実験室設備2機種ドラフトチャンバー、および実験台を開発、発売しました。(2008.8.27)

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ドラフトチャンバー(スローピングサッシタイプ)

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フレーム実験台i-bridgeシリーズ

減圧蒸留システムSSGWシリーズ

島津システムソリューションズは、廃液の減圧蒸留システムSSGWシリーズを発売しています。水処理技術と減圧蒸留技術を融合したことにより最大80%の減容が行えるため、廃棄物の処理費が大幅に削減でき、伝熱効率を考えた低加熱で、ランニングコストが抑えられます。また、釜内の攪拌機能により、結晶による詰まりを防止するほか、密閉構造により、悪臭漏れを防止します。

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環境学習カードゲーム「bidi」が
「21世紀子ども放課後環境教育プロジェクト(ASEEP)」に採用

環境省と文部科学省の「放課後子ども教室推進事業」とが連携し、専用に開発したプログラム「21世紀子ども放課後環境教育プロジェクト(ASEEP)」に当社の環境学習カードゲームbidiが民間企業から唯一採用されました。bidiは当社の環境活動プロジェクトチームが中心となって制作したもので、選定された全国200カ所のパイロットモデルの教室に配布され、子供たちは遊びながら環境について学んでいます。

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世界銀行の奨学生が日本短期研修で来訪

日本短期研修プログラムの一環で本社を訪れた「世界銀行」の奨学生14名に、服部社長が当社の歴史や事業内容、二代目島津源蔵の訓語『事業の邪魔になる人』などについて紹介しました。奨学生は将来の幹部候補となる現役の各国政府役人で、日本経済発展の原動力となった企業の起業家精神や、環境問題、オイルショックを乗り越えた経験について学び、母国の発展に活かされます。 (2008.10.22)

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「京都モノづくりの殿堂」への展示協力で京都市長から感謝状

「京都まなびの街 生き方探究館」の「京都モノづくりの殿堂」への展示協力をしたことに対し、京都市長から感謝状を頂きました。ここでは、小中学生が職場体験やモノづくりについて学ぶことで、自立した社会人として生きていくために必要な意欲や知能を育てるきっかけ作りを目的としています。 (2009.2.12)

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第1回「島津製作所の森づくり」活動

当社は環境保全活動の一環として京都の森を守り育む「京都モデルフォレスト運動」に参画しています。京都府南丹市にある約52ヘクタールの森を今後10年間にわたり整備するための資金援助、そして年2回、地域の方々の協力を得ながら社員らによるボランティア活動を行なうもので、1回目の森づくり活動では社員とその家族62名が参加し、針葉樹の間伐整理を行ないました。 (2008.11.29)

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第45回島津全日本室内テニス選手権大会

特別協賛を行っている「島津全日本室内テニス選手権大会」が今年も京都市体育館で行われました。日本テニス協会主催の3大トーナメントのひとつであるこの大会は、男子はATP Tour公認の国際大会で、世界で活躍している選手が多数出場します。(2009.3.9-15)

第17回 SHIMADZU ジュニアテニス教室開催

地域の小学生から高校生を対象に、毎年開催している当社テニス部代表選手によるジュニアテニス教室を、今年度も9月に開催しました。全日本ランキングを保持する当社選手による技術指導や交流を通じて、地域の子供たちにテニスの楽しさを知っていただけるよう活動しています。(2008.9.27)

第23回テニス日本リーグ準優勝

会社代表の女子テニスチーム(岡本聖子プロ、菅野知子プロ、平知子、伊藤和沙)がテニス日本リーグの決勝トーナメントに7年連続で出場し、4年ぶり2度目の準優勝を果たしました。個人賞では菅野、平、伊藤選手が優秀選手賞を受賞し、平選手は通算30勝で特別顕彰も受賞しました。(2009.2.21-22)

(注)所属・役職および研究・開発、装置などは取材当時のものです。