(注)所属・役職および研究・開発、装置などは取材当時のものです。
NEWS & TOPICS
内閣府主催の第4回産学官連携功労者表彰において「撮影速度100万コマ/秒の高速度ビデオカメラの開発」が経済産業大臣賞に選ばれ、近畿大学・江藤剛治教授、リンク・リサーチ(株)・武藤秀樹社長、当社・近藤泰志が表彰されました。この賞は大学、公的研究機関、企業等の産学官連携活動において、大きな成果、先導的な取組みにより、産学官連携の推進に多大な貢献をした優れた成功事例に対して表彰されるものです。(2006.6.11)
授賞式にて(左:当社開発者の近藤泰志)
日刊工業新聞社主催の第36回機械工業デザイン賞の最優秀賞「経済産業大臣賞」に17インチ直接変換方式FPD 搭載X 線撮影システム「RADIOTEX Safire」が選ばれました。この賞は生産財を対象とするわが国有数のデザインコンペで、時代を象徴するエポックメーキングな製品を顕彰しています。本製品は、革新的技術開発として注目を集めているFPDと高速画像処理技術を結合し、高画質・高スループットを達成したX線デジタル一般撮影システムです。
FPDが有する特徴を最大限に活用した本製品は、オペレーターの視点に立脚した精緻な操作性や被検者の不安感除去策が盛り込まれており、機能品質と感性品質を高い次元にまで昇華させた技術開発力は秀逸であるとして評価されました。
受賞者を代表して服部重彦社長が「最先端技術の商品への取り込み、顧客の声に耳を傾けたユーザーフレンドリーな設計、特色を生かしたすみわけをキーワードに開発しました。引き続き日本の製造業復権に努力していきたい」と挨拶しました。(2006.7.27)
RADIOTEX Safire
授賞者を代表して挨拶する服部重彦社長
脳表面の血流変化を計測し、脳の活性度をみることができる近赤外光イメージング装置が、最近の脳ブームで脚光を浴びています。
フジテレビ系 | 2006/07/09 | 発掘!あるある大辞典II「前頭前野と注意分割」 |
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NHK教育 | 2006/06/17 | ETV特集 「いま、認知症の私が伝えたいこと」 |
フジテレビ系 | 2006/05/28 | 発掘!あるある大辞典II「DHA特集」 |
日本テレビ | 2006/05/27 | 世界一受けたい授業 「川島隆太先生」 |
TBS | 2006/03/30 | イブニング5「現代こども事情Vol.23」 |
NHK教育 | 2006/02/20 | ETV特集 「知るを楽しむ この人この世界 脳を鍛える・脳科学者川島隆太」 |
テレビ朝日 | 2006/01/09 | TVのチカラ二時間スペシャル「ロシア超能力少女ヤーナ」 |
NHK総合 | 2005/11/24 | おはよう日本「老化による認知障害の予防とスポーツ科学」 |
フジテレビ系 | 2005/11/12 | たけしの教育白書「日常作業における前頭連合野の計測」 |
フジテレビ系 | 2005/09/04 | 発掘!あるある大辞典II「話す」 |
フジテレビ系 | 2005/08/14 | 発掘!あるある大辞典II「笑う」 |
テレビ東京 | 2005/03/21 | サイエンスロマンスペシャル「神秘なる脳~4つの奇跡と愛の物語~」 |
フジテレビ系 | 2005/02/13 | 発掘!あるある大辞典II「手」 |
日本テレビ | 2005/02/10 | おもいっきりテレビ「知覚バランスで免疫力を強化」 |
日本テレビ | 2004/12/08 | おもいっきりテレビ「読み・書き・計算で脳を活性させる」 |
NHK総合 | 2004/10/15 | 特報首都圏(関東ローカル)「九州大でのゲームリハビリ」 |
NHK総合 | 2004/09/21 | ものしり一夜づけ「なぜ日本人は回転寿司が好きか」 |
フジテレビ系 | 2004/06/20 | 発掘!あるある大辞典II「酸素」 |
上記以降も取材が続いています。
革新的なイオンゲート機能と、検出部のさらなる高感度化によりタンパク質の同定確度を格段に向上。MS/MS測定可能なレーザイオン化飛行時間型質量分析装置(MALDI-TOFMS)を発売しました。(2006.6.5)
▼ SHIMADZU BIOTECH
▼ Tel.075-823-1351
神戸大学(大学院 医学系研究科 臨床薬効評価学講座 奥村勝彦教授)と島津は、共同研究により腎臓がんの診断・治療に役立つ可能性のあるたんぱく質を発見しました。腎臓のがん細胞と正常細胞に含まれるたんぱく質を、島津が開発したNBS試薬と質量分析装置を組み合わせた独自の方法で比較、解析。同時に、がん細胞と正常細胞での遺伝子発現量の相違を解析し、遺伝子とたんぱく質の両方から解析を行いました。これらのたんぱく質の働きを詳しく調べることで、腎臓がんのメカニズムの解明につながるほか、将来の治療薬や診断薬の開発への貢献が期待されます。 (2006.6.13)
▼ SHIMADZU BIOTECH
▼ Tel.075-823-1351
がんなどのバイオマーカー探索研究及び新たなプロテオミクス解析手法の開発を目的として、大阪大学蛋白質研究所内に「疾患プロテオミクス(Shimadzu)寄附研究部門」を開設しました。西村紀特任教授(島津製作所参与)と丸山浩樹助教授が共同研究し、研究の成果は、病気の早期診断や治療を目指した臨床応用へと展開していく計画です。(2006.3.22)
▼ SHIMADZU BIOTECH
▼ Tel.075-823-1351
さまざまな検査に対応する新型多目的X線画像診断装置を発売しました。業界最高の画像データ処理能力を備えた新開発のデジタルシステム搭載により、大視野17インチ角直接変換方式FPDの性能をフル活用でき、より微細な構造の観察を可能にしました。画像収集時の高画質を保ったまま画像処理・保存ができるため、画像を拡大しても高画質で観察できます。(2006.7.25)
▼ 医用機器事業部
▼ Tel.075-823-1271
直接変換方式フラットパネルディテクタ(FPD)による超高精細画像のデータ処理、データ転送などを行うデジタルシステムに、マルチプロセッサーを搭載した心臓用の新型血管造影システム2機種を発売しました。従来よりもスピーディでスムーズなシステム操作で、作業の効率化が図れます。(2006.3.23)
▼ 医用機器事業部
▼ Tel.075-823-1271
超音波診断装置による検査画像だけでなく、正常時の画像、検査部位の図解、解剖模型図と照らし合わせて説明ができるため、被検者の検査結果に対する理解を促すことが可能な新製品を発売しました。 (2006.6.20)
▼ 医用機器事業部
▼ Tel.075-823-1271
中国における分析計測事業強化の一環として、有害物質規制に対応した受託分析事業を柱に、分析コンサルティング、アプリケーショントレーニングなどを行う現地法人「島津(広州)検測技術有限公司」を2006年7月に設立しました。新会社は、需要の拡大が見込まれる受託分析事業を展開し、中国における将来的な事業の柱の一つとして成長させることを目指します。また、コンサルティング、トレーニングなどトータルソリューションを提供する企業としてブランドイメージの向上を図ります。(2006.6.8)
多成分および極微量成分の一斉分析を要求されるポジティブリスト制度施行に合わせてGCMS-QP2010PlusとワークステーションソフトウエアGCMSsolution Ver.2.5を発売しました。当社比2.5倍以上の高感度化を図り、濃縮処理などの複雑な前処理の省力化や定量性の実現しました。(2006.5.29)
▼ 分析計測事業部セールスプロモーション課
▼ Tel.075-823-1352
世界に先駆けて光源に紫外線半導体レーザ(波長375nm)を採用し、測定下限10nmまでのナノ領域の粒子径分布を、最短1秒間隔で連続観察ができる測定装置を発売しました。さらに、ナノ粒子から発せられる微弱な回折・散乱光を高感度・高分解能で検出できるユニークな光学系と、正確に粒子径分布を計算する最新ソフトウェアを開発しました。(2006.4.4)
▼ 分析計測事業部セールスプロモーション課
▼ Tel.075-823-1986
今注目されているISOにおける押し込み試験の新規格に対応した、押込み弾性率、押込みクリープ特性、押込み仕事率などの材料物性評価ができる微小硬度計を発売しました。押込み試験のために必要とされている試験機の剛性補正、圧子先端の形状補正を行ない、さらに変位安定性を高めています。(2006.06.28)
▼ 分析計測事業部セールスプロモーション課
▼ Tel.075-823-1986
回折格子は、様々な波長の光から、特定の波長の光だけを取り出すためのキーデバイスとして、分光光度計や、スペクトルアナライザなどの分光器に組み込まれて使用されます。ホログラフィック技術に加え、新たに独自の生産技術を確立した新商品を発売しました。ノイズ成分である迷光を半分以下(当社比)に抑え、0.0002%という世界最高水準の迷光値を達成するとともに、業界で初めて迷光値を1年間保証しています。(2006.6.27)
▼ 民生品部 デバイスグループ
▼ Tel.03-3219-5797
国内で唯一、Vブロックプリズムを使用した画期的な屈折計を発売しました。世界最高レベルの屈折率精度±3×10-5、再現精度±1×10-5で、より高精度な屈折率制御が求められるデジタルカメラ等の結像レンズ材料の品質向上や安定に大きく貢献します。(2006.3.17)
▼ カルニューブランド製品について
株式会社島津デバイス製造
カルニュー飯田事業所
〒399-2563 飯田市時又250
Tel.0265-26-9121
(株)島津理化では、東京工業大学資源化学研究所田中正人教授との共同研究により人と環境にやさしい大型卓上フード付き実験台を開発しました。安全衛生管理を重視した設計で、労働安全衛生法に適応。実験作業の効率化を図るための工夫も随所に施されたオールインワン製品です。
▼ 株式会社 島津理化
▼ Tel.03-5626-6606
島津システムソリューションズ(株)は高機能・省スペースのペーパレスレコーダを発売しました。5.6形TFT液晶ディスプレイに、多彩な画面を表示します。記録機能の充実はもちろん、使いやすさを追求した高い操作性を実現しています。通信機能により、遠隔監視や広域モニタなどにも適用できます。 (2006.04.28)
▼ 島津システムソリュ-ションズ株式会社
▼ Tel.075-823-1258
(株)島津ビジネスシステムズはEZweb向け気象情報「わかる!天気」の全国提供を開始しました。身近な生活拠点が登録でき、簡単操作で多彩なコンテンツが魅力で毎日の天気をメールで知らせるほか雨の日はいつもより早い時間に起こしてくれる目覚まし機能付です。(2006.5.29)
▼ 株式会社 島津ビジネスシステムズ
▼ Tel.075-326-2080
【アクセス方法】
(au対応機種)EZトップメニュー→カテゴリーで探す→ニュース・天気→天気→わかる!天気
【情報料】月額 177円
※「EZweb」はKDDI株式会社の商標登録です。
静岡県の長泉町、原分(はらぶん)古墳から出土した、柄頭(つかがしら、大刀の柄の飾り)に、華麗で緻密な象嵌文様が描かれていることが判明しました。島津のX線CT「SMX-225CT」で撮影した、柄頭の断面画像から、象嵌物質の一部が地金とサビの境界部分に滲んでいる状態が観察されました。柄頭は、五角形とひし形の間に円や渦巻状の模様が施されています。(新聞掲載 2006.5.11)
▼ 島津のX線CT「SMX-225CT」
柄頭のX線CT画像
写真提供:
静岡県埋蔵文化財調査研究所・奈良文化財研究所
(注)所属・役職および研究・開発、装置などは取材当時のものです。