編集こぼれ話 Episode01

地域の健康を一番に守っていく使命感

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ぶーめらんVol.47でご紹介した記事「みんなのため、そして地域のため 先端技術で目指す病院の姿」の編集こぼれ話を紹介します。

久しぶりの遠方出張取材に緊張しながら伺ったのは、岐阜県美濃加茂市にある中部国際医療センター。
こちらは本誌33号でお話を伺った木沢記念病院が、2022年1月から規模を拡大し、新たな場所と名称で開設した病院で、世界に通用するハイレベルな医療の提供で地域に貢献することを目指されています。

それが強く表れているのが住所です。地域の方の健康を一番に守っていくという使命感を表現し、覚えやすくわかりやすいということから、病院の住所に“一丁目1番地”が新たに与えられたそうです。
取材当日、JR美濃太田駅から乗ったタクシーから見えてきたのは、丘の上にある大きく美しい建物。その存在感は大きく、住所名だけでなく、建屋自体もこの地域のシンボルになっていることを感じました。

中部国際医療センター

今回取材でお話を伺ったのは、同院の総合企画部の榎本真治部長。
患者さまのことを一番に考えた導線や使いやすさはもちろんのこと、スタッフの方の業務効率化、そして地域の重要なインフラとして美濃加茂市を盛り上げる役割を担うなど、病院内だけに留まらず、広い視野で、どんな人にとっても良い病院でありたいという同院のお話は、美濃加茂市、そして市民の皆さまへの愛情が感じられ、地域に住む方が羨ましくなったほどです。

今回導入いただいた当社装置(MERSYSid)で、敷地内にあるカフェや書店など、どこにいても患者さまの順番がわかるようになりました。実際、カフェで隣になった親子がモニターを確認しながら、「まだ大丈夫だね」と安心して会話されているのを見て、お役に立てていることが嬉しくなったと同時に、現場での取材の良さを再認識しました。

中部国際医療センター
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