2026.10.15

触媒分野の国際学会「TOCAT10」に出展

8月18日から23日まで、早稲田大学で触媒分野の国際学会「TOCAT10」(The 10th Tokyo Conference on Advanced Catalytic Science and Technology)が開催されました。TOCATは日本触媒学会が中心となり4年に1度開催される国際学会で、今回は国内外から約1,000人の研究者が参加しました。

「TOCAT10」の会場の様子

「TOCAT10」の会場の様子

触媒とは、自分自身はほとんど変化せずに、化学反応を速くしたり効率よく進めたりする物質です。エネルギー、医薬品、化学製品の製造や環境負荷低減など幅広い分野で活用されています。TOCATでは、こうした触媒に関する最先端の研究成果や技術開発について活発な議論が交わされました。

当社は、本学会に最上位スポンサーとして協賛出展し、気体中に含まれるさまざまな成分を分離して分析する技術であるガスクロマトグラフィー(GC)をはじめ、触媒研究に関する最新のソリューションを紹介しました。

 

触媒研究ソリューションを展示

学会期間中、当社ブースでは昨年発売した「FluxEdge GCシステム」をはじめ、新たにリリースされたGCMS-TQ RXシリーズを展示し、新たに当社の仲間に加わったTESCAN製品に関する動画を放映するなど、触媒研究を幅広くサポートするソリューションを展示しました。

触媒研究では、触媒によってどのような化学反応が起こり、どのような物質が生成されたのかを正確に把握することが重要です。ガスクロマトグラフ(GC)は、反応によって生じた気体成分を分離・分析する装置であり、触媒の性能評価や反応メカニズムの解明に広く活用されています。触媒はカーボンニュートラルに関する研究で多用されており、当社もその研究分野で社会を支えています。

FluxEdge GCシステムをはじめとする触媒研究を幅広くサポートするソリューションを展示

FluxEdge GCシステムをはじめとする触媒研究を幅広くサポートするソリューションを展示

FluxEdge GCシステムのイメージ

FluxEdge GCシステムのイメージ

会場ではFluxEdge GCシステムの実機を展示し、多くの研究者に製品を紹介しました。FluxEdge GCシステムは、少量の気体サンプルから成分を高速かつ高精度に分析できるガスクロマトグラフ(GC)です。反応によって生じるガスの変化を効率的に確認できるため、触媒研究をはじめとする幅広い研究開発で活用されています。

ブースには国内外の研究者が訪れ、製品の特長や活用方法について活発な意見交換や質疑応答が行われました。

当社主催イベントを開催

TOCAT10開催翌日の8月24日には、東京都内で当社主催のイベント「~次世代GCが触媒研究を加速する~ 反応生成物解析のゲームチェンジャー」を開催しました。

左からGCMS-TQ8050 RX、FluxEdge GC-2060、GCMS-QP2050、GC-2050

左からGCMS-TQ8050 RX、FluxEdge GC-2060、GCMS-QP2050、GC-2050

本イベントは、FluxEdge GCシステムの最新技術を触媒研究者に広く知っていただくことを目的として企画したものです。当日は国内外から70人を超える研究者が参加しました。会場では、同システムをはじめとする最新技術の紹介のほか、著名な研究者による講演やパネルディスカッションを実施し、触媒研究における分析技術の重要性や今後の可能性について活発な議論が交わされました。

世界各国の著名な触媒研究者が登壇したパネルディスカッション

世界各国の著名な触媒研究者が登壇したパネルディスカッション

FluxEdge GCシステムに関する質問をする ジョージア工科大学 Carsten Sievers教授

FluxEdge GCシステムに関する質問をする ジョージア工科大学 Carsten Sievers教授

TOCAT10への協賛出展とイベントの開催を通じて、当社は世界中の触媒研究者に向けてFluxEdge GCシステムの可能性を発信しました。また、グローバルな研究コミュニティとの接点を広げることで、当社の技術や取り組みを広く認知いただく機会となりました。当社は今後も最先端の分析計測技術を通じて研究開発を支援し、科学技術の発展に貢献していきます。

担当者のコメント

お客様との関係構築をグローバルに進める中で得られた多くのご縁やつながりが、今回のイベントに活かされたと振り返っています。

日本で開催される国際学会での大規模展示や、国際学会に連動した当社GCイベントの企画・運営など、新たな試みも多くありましたが、30名を超える海外のお客様にもご参加いただき、多くの関係者の皆さま、そしてお客様のご支援により、非常に有意義なイベントとなりました。

お客様にとっての「First Choice」となるべく、イベントを通じていただいた貴重なご意見を、今後の製品・サービスや活動に活かしてまいります。

 

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