PCR検査システムを初めて特別養護老人ホームに設置
島津製作所は新型コロナウイルス感染症に対し、検査の拡充、ワクチンおよび治療薬の開発支援にグループ一丸となって取り組んでいます。
この度、PCR検査システムを初めて特別養護老人ホームに設置することができました。システムを導入した岡山県玉野市の「グランデパール」のご担当者は、施設内の安心感につながったとおっしゃっています。導入や設置までをサポートした、島津メディカルシステムズ担当者の声も紹介します。
PCR検査システムが安心感につながる
特別養護老人ホーム「グランデパール」では、入所者と接する職員72人がPCR検査を受けています。当社のシステムを導入した影響について、同施設の長崎貞臣理事長(医師)は次のようにおっしゃっています。
導入当初、職員たちには「自分に陽性反応が出たらどうしよう」という不安もあったようですが、日々検査を重ねていくうちに、「今日も大丈夫」という毎日の安心感につながってきているようです。
陰性が確認できて安心感が持てることで、職員たちも介助や支援などの業務に積極的に取り組めて、所内のはつらつとした雰囲気づくりにもつながっています。
医療従事者向け会員制サイト「SHIMADZU MEMBERS CLUB」では、「グランデパール」をはじめとする様々な施設や医療機関での検査事例、詳細などを紹介しています。
島津メディカルシステムズ担当者の声
特別養護老人ホーム「グランデパール」への据え付けまでを担ったのは、当社グループ会社である島津メディカルシステムズです。中四国支店の担当者は、特別養護老人ホームへの初の導入について、次のように話しています。
「装置を導入して本当に良かった」と言っていただけた瞬間は今でも忘れられません。
入居者様、スタッフ様を守るためにPCR検査システムを導入したいとのお考えで、利便性や操作性を評価いただきました。
引き続き、「グランデパール」様のサポートを続けていければと思います。
感染症に、立ち向かう
島津グループは、科学技術の力で、医療の最前線を支援します。当社Webサイト「COVID-19に対するSHIMADZUの取り組み」では、関連トピックスをはじめ、感染拡大の抑制に取り組む研究者や社員からのメッセージなどを紹介しています。