アーティスト・大和美緒さんとコラボレーション
京都市京セラ美術館で作品展示
京都市京セラ美術館で開催されている「KYOTO STEAM 2020 国際アートコンペティション スタートアップ展」において、アーティスト・大和美緒さんと島津製作所のコラボレーション作品「under my skin」が展示されています。
「KYOTO STEAM 2020 国際アートコンペティション スタートアップ展」の概要
「KYOTO STEAM 2020 国際アートコンペティション スタートアップ展」は、2021年に開催が予定される、公募によって選ばれたアーティストと企業または研究機関のコラボレーション作品によるアートコンペティションに向けて開催されています。
2019年度に開催予定だったものの新型コロナウイルス感染症の影響で中止となった展覧会「STEAM THINKING-未来を創るアート京都からの挑戦 国際アートコンペティション スタートアップ」に出展予定だったアーティストと企業・研究機関7組のコラボレーション作品と、芸術系大学と企業・研究機関のコラボレーション作品を再構成し、さらに、アートとサイエンス・テクノロジーの融合を通じて新たな価値の創造を目指している企業の作品が展示されています。
京都市京セラ美術館の東山キューブで10月31日に展示が始まり、12月6日まで開催が予定されています。
京都市京セラ美術館へのアクセス
(展示の詳細は同館のWebサイトからご確認ください)
大和美緒さんと島津製作所のコラボレーション作品「under my skin」について
大和美緒さんと当社のコラボレーションは2019年11月に決まり、当社の広報担当者が作品プランの具体化に協力しました。
「KYOTO STEAM 2020 国際アートコンペティション スタートアップ展」で展示されている作品「under my skin」は、当社グループのデジタル生物顕微鏡を利用して大和美緒さん自身の血液細胞を画像化し、そのイメージをもとにして、286枚のガラス板に赤い絵の具で小さなドットが描かれています。
“一滴の血液から見える世界の幅広さ”が表現されています。
撮影:麥生田兵吾氏
アーティスト・大和美緒さんについて
大和美緒さんは、1990年に滋賀県で生まれ、2013年に京都造形芸術大学 美術工芸学科総合造形ゼミを卒業、2015年に京都造形芸術大学 大学院 総合造形領域を修了しました。
ドットや曲線など、ある単位やパターンの反復によって画面を覆い尽くして抽象的なイメージを表現する作品を数多く手がけています。
大和美緒さんのインタビュー(KYOTO STEAMより)