3月27日は「さくらの日」
島津ビジネスシステムズのAIによる開花・満開予想

島津ビジネスシステムズの開花予想担当者

3月27日は「さくらの日」だそうです。今年は既に多くの地点で桜が開花していますね。当社グループ会社の島津ビジネスシステムズは、AIを使って桜の開花・満開を予想しています。島津グループの中でも非常にユニークな取り組みということで、担当者にインタビューしました!

 

島津ビジネスシステムズの気象予報士

島津ビジネスシステムズの開花・満開予想

同社は島津グループの情報システム開発や運用を担っていますが、新事業として気象防災も手掛けています。天気に関するアプリやサービスを運営しており、メンバー6人のうち4人が気象予報士の資格を保有しています。写真の3人とも気象予報士です!

 

島津ビジネスシステムズの気象予報士3人

気象予報士の資格を持つ3人

 「開花予想は2010年から始めました。その後、大阪府立大学の協力のもとで作成した手法を改良しながら使ってきました。AIの導入は2018年。翌年にはモデルを見直し、今年は手法のブラッシュアップを進めました」とのこと。10年以上にわたる桜の状態や気温などの膨大なデータをAIに学習させて予想を導き出しています。

独自の開花・満開予想

「全国約1,000箇所の情報を毎日更新しています。桜の状態予想も、咲き始めから終わりまで6段階で載せています。人力では不可能でしたが、AIによってより最新の情報を利用者にお届けできるようになりました。開花・満開予想にAIを活用していると公言しているのは私たちだけだと思います。」という独自性も!

 

今年の開花について話す島津ビジネスシステムズのメンバー

 

12月から2月は東・西日本で記録的な暖冬だったということで、AIへの反映に苦労したようです。「今後は計算方法などを根本から見直して、人に負けない高精度な予想をしたい」と意気込んでいました!

開花予想のスマートフォン画面
タブレットでも開花予想を閲覧

 

島津ビジネスシステムズの開花・満開予想はこちら

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