島津デザインの未来を探る
社会状況やニーズの変化にともない、企業が提供するサービスはモノからコトへとビジネスモデルは変化しています。このプロジェクトでは、島津製作所の製品やサービスの未来の可能性を描き、島津デザインの対象がどのようなところにあるのか、デザインで何ができるのかを探りました。
未来像を予想し検討していく中で「ウエアレス」というキーワードを見出し、ウェルビーイングを向上させるアイデアを考えました。メタバースの普及によりデジタル社会が進み、自己認識が難しくなる中で、例えば、一日の終わりに日記を書くことによって、筆圧やテキスト分析、バイタル情報をもとに身体・精神状態が絵日記のように表示される世界観を体験できるプロトタイプを作成しました。