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コラム

2019.10.24

HEART

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試合で自分の実力を発揮したい!
~緊張した場面を乗り越える考え方とは

西本 恵

普段の練習ではできることが試合だとできない…勝ちを意識すると焦ってしまう…
勝敗を競う中でそう感じている方はとても多いのでは?

緊張した場面で結果を意識すると、ミスを恐れて積極的なプレーができず、相手のリアクション待ちになりがちです。体もこわばり、足も止まります。

ここで紹介するトレーニング方法や器具などによる効果は選手個人の感想です。
選手たちは日頃からトレーニングを積んでいます。
お試しになる場合は、自分の身体の具合に合わせて緩やかに行うことをおすすめします。

普段の練習ではできることが試合だとできない…勝ちを意識すると焦ってしまう…
勝敗を競う中でそう感じている方はとても多いのでは?

緊張した場面で結果を意識すると、ミスを恐れて積極的なプレーができず、相手のリアクション待ちになりがちです。体もこわばり、足も止まります。

筋膜のイメージ・全身タイツ

勝利は自分のベストが出せた時に後からついてきます!相手や未来をコントロールすることはできません。
緊張した場面でも自分のベストを出すためには、心のコントロールが重要です。私が実践している心のコントロールの仕方をご紹介します。

平常心を保ってプレーするためには「これだけはどんな場面でも絶対にやりきる」ことを一つ決めておくのがおすすめです!!
「ラケットを振り切る」、「ラケットの真ん中にボールを当てる」、「足を動かす」などなど。対戦相手や試合環境、審判のように自分でコントロールできないものではなく、シンプルかつ実行しやすいものが理想です。

緊張した時に陥りやすい状態をあらかじめ理解し、それを防ぐキーワードを設定しましょう!ミスを恐れてボールを待ってしまうのであれば「足を動かして打ちやすいポジションに入る」といったものです。複雑な考えは邪念を生むため、簡単なもの一つに絞ります。

バランスボールで体幹強化をアシスト①

バランスボールで体幹強化をアシスト②

ストレッチや大きく息を吐くことで体をリラックスさせることも心がけます。ずれたガットを直したり、サーブ前にボールをつく回数を決めておいたりすることでも常に同じリズムを作り出せます。いわゆるルーティンですね!
緊張したからといって特別なことをするのではなく、普段通り過ごすことで、緊張を緩和させることができます。

メンタルについての心得

勝ち負け(未来)は自分でコントロールできない
→自分のベストを出した時に勝ちがついてくる
 ベストを出して負けたらまた練習すればいい
 ベストを出すことで今の自分を把握できる
⇨成長につながる
理想の結果、ランキング、プレーに近づくため
成長を感じることでモチベーション維持

■ コントロールできるもの
・感情、自分のプレー、ルーティンなど

■ コントロールできないもの
・相手、環境、審判、ルールなど →コントロールできないものに腹を立てても仕方ない、邪念になる
 コントロールできるものを精一杯行う

どんな競技でも勝ちたいと思えば思うほど緊張しますが、苦しさを乗り越えた勝利は格別ですよね!!
ベストを尽くせば自分の現状を知ることができます。課題も明確になり、レベルアップに繋がるはずです!

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