松本佑貴

自身の課題解決をとおして
現場に貢献

2021年入社
建築部 建築工事一課
出身学科:建築学科 建築コース
松本佑貴

工事写真の撮影で大苦戦

工事写真の撮影で大苦戦

現在、入社3年目になり、4件目の現場を経験しています。
主な仕事の一つは工事写真の撮影です。作業の進み具合の確認・報告、正しく作業が行われたことの記録・証明などのための重要な仕事で、気持ちが引き締まります。
撮影は工事の全工程かつ細部にわたり、それぞれに使われる道具や材料も把握しておく必要があるため、大変な作業です。そのうえ工事が進むと隠れる部分も多く、撮り忘れたら一巻の終わり。実際この失敗を繰り返してしまいました。
ここは知恵を働かせ、撮るべき場所の把握など念入りな事前準備や、実際の現場の作業工程とスピードをもとに、隠れる部分と時期を割り出すことでクリア。職人さんたちに具体的な作業の工程や内容をたずねると、やさしく丁寧に対応してくださり、感謝しています。聞いてみなければわからないことはたくさんあるので、現場でのコミュニケーションはとても大切です。

工夫・改善で、仕事に達成感

工夫・改善で、仕事に達成感

現場により差はありますが、この仕事は体力と時間が必要です。
これまでに最も体力を奪われたのは、基礎の打設前、土地を掘ったところにたまった雨水をポンプで排出する作業でした。ポンプの数は限られているので、たくさんある水たまり一つひとつに駆け寄り、ポンプを都度設置し、ホースを伸ばして排水しなければなりません。

工夫・改善で、仕事に達成感

そこで、また知恵を働かせました。雨が降る前に、水がたまる場所が集中するよう、あえて勾配をつけて人工的な水たまりを作っておいたのです。これなら、ポンプが少なくても動き回る必要がありません。「うまいこと考えたな!ありがとう!」と先輩や職人さんたちに言ってもらえて、うれしかったですね。
仕事をどうすれば効率的に、完璧に行えるかという課題に向き合い、工夫し、改善していくことにやりがいを感じるようになりました。太平工業では社員がアイデアや意見を言いやすい環境なので、仕事に前向きに取り組むことができます。

現場に余裕をもたらすのが目標

現場に余裕をもたらすのが目標

効率的な作業を追求して、時間的にも体力的にも余裕をもたせることは大切です。余裕があれば安全対策にも十分に気配りができます。
現場のいちばん大事な仕事は、そこで働く人たちの安全を確保することです。万一のことがあれば、ご本人はもちろん、そのご家族、お施主様にも申し訳が立ちません。
現在の私が安全のためにできることは、現場のごみを拾うなど整理整頓を心がけたり、危険な作業方法をされているのを見つけたら注意をしたりなどですが、将来は、現場に余裕をもたらす作業工程を組めるほどになれたらと思っています。
現場監督である所長が、現場全体の工程で力を集中するところ、抜くところといったメリハリのある雰囲気をつくっているのはさすがだと感じます。所長は、言葉よりも実際の行動で示してくれることが多くあります。

仕事もプライベートも欲張りに

仕事もプライベートも欲張りに

プライベートでも様々な面で余裕をもてるよう努力しています。
食事については、時短と身体の改善ために、1年ほど前から食事は1日1回、夕食のみ。16時間断食という健康法です。太平工業では、業務用ユニフォームのクリーニングを会社で受け持ってもらえるのも、細かなことのようですが、ありがたいポイントです。指定されたカゴに洗濯物を入れておくだけでOKです。
太平工業には、時間をうまくつくって、釣りやマラソンなどプライベートも充実できている社員が多くいます。私は服が大好きなので、オフの日に買いに出かけ、京都観光も楽しみます。現場の所長が休み時間などに「趣味はあるの?」と聞いてくれたり、プライベートの話ができるのもうれしいですね。人間関係がよくて、社員を思いやる太平工業の社風が私を支えてくれています。