外部支援活動

外部支援活動の実績

当社では、社外における環境活動を積極的に支援しており、小学校から大学の授業へ講師を派遣する出前授業や、大学・業界団体などの工場見学の受け入れ、環境セミナーの開催、ISO14001認証取得支援などを行っています。
特色ある取り組みとしては、女性による環境活動グループの「え~こクラブ」による環境教材の開発と、小学校などでの環境出前講座の実施が挙げられます。
2015年には「え~こクラブ」の長年の取り組みが評価され、第13回京都環境賞の企業活動賞を受賞しました。選考委員からは、「企業として環境に取り組むのは当たり前で、それ以上の活動を切り口を変えて行っている」との評価をいただきました。

外部支援種類別、年度別集計

上段:実施件数/下段:参加者数
年度 分類
ISO支援 環境経営 環境教育 規制関連 講演 町づくり 個別活動 その他 合計
1999 16 6 0 0 1 0 0   23
360 303 0 0 350 0 0   1,013
2000 11 23 3 0 0 0 4   41
413 849 51 0 0 0 108   1,421
2001 18 20 5 0 0 2 4   49
261 710 59 0 0 440 57   1,527
2002 2 12 5 11 3 3 2   38
32 492 54 770 340 280 70   2,038
2003 13 17 19 27 0 3 9   88
239 578 1,550 1,203 0 526 305   4,401
2004 8 9 21 26 5 0 9   78
64 402 1,450 1,300 1,294 0 151   4,661
2005 26 21 24 21 3 0 5   100
421 672 1,268 1,629 422 0 38   4,450
2006 14 13 19 22 0 0 5   73
161 302 881 1,443 0 0 112   2,899
2007 5 21 30 27 3 0 4   90
90 648 1,502 2,321 510 0 85   5,156
2008 5 19 28 10 3 0 6   71
62 585 1.669 403 395 0 209   3,323
2009 1 24 33 3 4 0 1 5 71
20 317 1,271 455 272 0 22 53 2,410
2010 5 15 31 3 7 0 1 15 77
147 233 1,660 336 286 0 18 223 2,900
2011 2 25 23 1 1 0 2 19 73
30 335 1,458 8 80 0 36 388 2,335
2012  0  10  26  1  3 0  13  18  71
 0  137  999  55  40  0  399  487  2,214
2013  0  10  21  0  0  0  4  15  50
 0  139  1,027  0  0  0  138  292  1,596
2014  0  0  16  0  0  0  33  4  53
 0  0  717  0  0  0  1,343  180  2,240
2015  0  0  14  2  0  0  56  0  72
 0  0  639  108  0  0  2,202  0  2,949
累計 126 245 318 154 33 8 158 76 1,118
2,300 6,702 16,356 10,031 3,986 1,246 5,293 1,619 47,533

外部支援推移(年度別)

外部支援推移(年度別)

おおさかATCグリーンエコプラザ常設展示ブース改装

ATCブース

当社は2004年より、おおさかATCグリーンエコプラザの常設展示ブースに出展をしています。ゲーム感覚で、遊びながら子供たちが地球環境のことを考えてくれたら。というのが当社ブースのコンセプトです。2012年3月、そのコンセプトのもと「生物多様性」をテーマにしたブースに生まれ変わりました。
生物の絶滅を防ぐには、どんな種類がどのような理由で絶滅してしまったのか、どうして絶滅しそうなのかを知る必要があります。
そのために作られたIUCN(国際自然保護連合)のレッドリストを参考に制作した絶滅危惧種の生物を学ぶ当社オリジナルのカードゲーム「bidi」を紹介させていただいています。

環境出前講座新メニュー「水の話」

水の話授業風景

総務部主催の「ぶんせき体験スクール」と地球環境管理室主催の「環境出前授業」がコラボレーションしました。「水の話」というタイトルで小学校に伺っています。
授業の1時間目は、地球環境管理室が「世界の水問題」についての講義をします。その後「水の汚れ」についてパックテストを用いた実験を生徒全員で行います。2時間目は総務部が担当し、1時間目の実験で使用した水を当社の装置(紫外可視分光光度計)で分析します。この装置は「光」を用いて分析する装置です。子供たちには「光」についての講義も行います。新たな社会貢献活動のスタートです。

社外からの声
青年海外協力隊(職種:環境教育)田島 亜希子氏

青年海外協力隊(職種:環境教育)
田島 亜希子氏

私のいるインドネシアのスマトラ島にあるパレンバン市では急速な経済発展に伴い、街にはゴミがあふれるようになり、環境教育の必要性が叫ばれています。しかし、環境教育は始まったばかりで、日本のように遊びながら学べる教材があまりありません。そこで、島津製作所様の活動を知り、え~こクラブで作られている環境すごろくをインドネシアで環境に携わっているボランティアに譲っていただくことになりました。そこには環境への知恵がたくさん書いてあり、遊びながら学ぶことができるので、生徒たちも大変喜んでいます。また、すごろくを教材にして、私たちは生徒に日本の日々の生活での環境に対する取り組みについても教えています。

京都市立下京渉成小学校の生徒さんからの感想文(受講当時小学6年生)

本校では文部科学省より指定を受けたSSH(スーパーサイエンスハイスクール)事業の一環としてサイエンスフィールドワークという取り組みを行っており、8月に本校生徒4名が島津製作所を訪問させていただきました。
事業概要、環境活動についての説明、分析機器のショールーム、排水処理層、分析計測工場の見学、その後、島津総合分析試験センターにおいてクロマトグラフを用いた分析を体験させていただきました。高速液体クロマトグラフを用いた清涼飲料水のカフェイン含有量の分析では、高等学校では扱えない機器を使用することができ、生徒は関心を持ち、楽しみながら実験に取り組んでいました。生徒は地域とのつながりを大切にし、環境に配慮した取り組みや、人とのつながりを大切にした島津製作所の製品づくりに感銘を受けていました。分析体験や工場見学などを通じて自らの進路の選択肢がひろがり、自分の将来を考えるよいきっかけになったようでした。
また、9月には本校の国際交流の一環として来日したシンガポールの生徒30名が訪問させていただきました。シンガポールでは水が貴重な資源であるため、水の利用に関心が高く、排水プールやモニタリングシステムについて英語で説明を聞き、興味深く見学していました。

京都府立嵯峨野高等学校
教諭 村上 華 氏(現・京都府立乙訓高等学校)

JICA等海外からの研修生受入れについて

JICAの研修風景

独立行政法人国際協力機構(JICA)や一般財団法人国際石油交流センター(JCCP)などの団体では途上国から研修生を招き、日本の産業技術の研修事業を実施しています。この中には環境関連技術の習得を目的とするものも数多くあり、分析機器とノウハウを有する当社では、この事業に協力し、年間約100名の研修生を受け入れています。研修では環境管理・環境モニタリング技術等の講義や、水質分析機器・設備の紹介を行っています。

JICA研修「大気保全政策コース」の施設見学では、大変お世話になりました。本コースは、わが国の大気汚染の経験とその対策技術を紹介することにより、途上国の大気保全の改善に資することを目的に1984年度に開設されこれまでに251名の研修員を受け入れました。研修員は、御社の最先端の技術に目を見張り、また細心の注意を払われている製造過程に深い関心を示しておりました。貴社の見学は、研修員たちの理解促進に大いに役立ち、大変参考になりました。引き続きよろしくお願いします。

一般財団法人 日本環境衛生センター
技術審議役 宮川 隆 氏

2011年度に実施した下水・排水処理技術関連の研修では8名で島津製作所三条工場を訪問させていただきました。
今回の研修では、窒素、燐、有機物による富栄養化なども勉強し、参加者の自国でも問題となっている事を再認識しています。このため分析機器などの整備が近い将来必要になってくる事は十分理解している様です。
今回の貴社の見学で得た色々な機種の計器があるという知識が、研修員の役に立ってくれればと思っています。

公益財団法人北九州国際技術協力協会
研修リーダー 末田 元 様

環境教育教材の提供

(株)島津理化

燃料電池実験器

(株)島津理化では、小中学校向けの環境教育教材をご提供しています。「燃料電池実験装置」では、水素と酸素を反応させて、直接電気エネルギーを取り出す燃料電池の実験を行なうことができます。中学校3年生で学習する「水溶液とイオン」の学習などに適していますが、実験装置による生成物が水蒸気だけですので、クリーンなエネルギー源であることを学ぶことも非常に重要なポイントです。
また、「太陽電池実験器」では、小型の太陽電池パネルにカラフルな円板がついたモーターなどをつないで、太陽光にあてて実験をするものです。太陽光から電気エネルギーが得られることを音や光や回転運動として観察できるものです。

(株)島津理化 会社概要

島津製作所の創業時の事業である教育用理化学器械の製造販売を始めとし、大学などの研究室で用いられる「実験台」「ドラフトチャンバー」などの実験・研究設備品の製造販売を行なっています。また、海外向けとして、日系企業の海外進出支援、石油精製プラントなどでの品質管理施設の構築、医療案件等の政府開発援助(ODA)への事業展開をしています。

Shimadzu Philippines Manufacturing Inc. (SPM) における環境活動

Shimadzu Philippines Manufacturing Inc.

フィリピンでの植樹

ランニング大会に参加した社員

SPMは2000年にISO14001を認証取得し、世界的な市場でビジネスを展開する企業及びその従業員に対する社会的な責任である環境保全活動を実施しています。ISO14001は資源・エネルギー消費の削減やコンプライアンスの向上に加え、社内外のコミュニケーションの円滑化にも寄与しています。
具体的には、第三者機関によって排気ガス中の有害成分や騒音などの事業所から発生する環境負荷指標の監視・測定を行っており、地域の環境保全に努めています。また、2001年に事業所の向かい側にある区画に植林をして以降、フィリピン国内の様々な地域における植林活動や継続的に実施しています。さらに、地域の自治体や企業らで構成されたモニタリングチームの一員として、当社の環境汚染対策責任者を中心とした活動も行っています。
その他、孤児院への支援や、災害に見舞われた地域に対する衣服や食料、医薬品の提供など、幅広い社会貢献活動を行っています。

2016年11月27日には、フィリピンのカビテ市Export Zone(CEZ)で開催された「Race Against Cliate Change(気候変動に立ち向かう)」をテーマにした環境活動のためのランニング大会「FUN RUN」に社員74人が参加しました。
今回で3回目の参加となりましたが、この大会は環境活動への資金を集めるための取り組みで、大会への出場登録料などで集まった資金が、カビテ地区で定期的に行われている植樹やクリーン活動に使用されます。
大会にはSPMと同様にフィリピン経済区庁PEZA(Philippine Economic Zone Authority)の下でCEZに会社を置く多くの企業が参加しました。

Shimadzu Philippines Manufacturing Inc. 会社概要

1996年に島津製作所の100%子会社として設立。上皿天びん(BLシリーズ)やプリント基板の生産・輸出を行っており、本社向けのみならず世界中の販社、代理店に出荷しています。

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