環境管理プログラム

環境側面と環境影響評価

当社の事業活動、製品及びサービスを対象として、環境に影響を与える要因である環境側面を部門ごとに洗い出して、環境影響評価を実施しています。これにより、環境への影響が大きく、対応の優先度が高いものを抽出しています。環境影響評価は1年間の環境活動の基礎となる、優先的な管理対象を選定する重要な作業ですが、当社ではオリジナルの評価ソフトを使って「著しい環境側面」を特定し、環境管理プログラムの策定をしています。
特に、社内で扱う有害化学物質については、その使用量・保管量と、環境への影響が発生した場合の重大性、起こりうる可能性を考慮して評価をしています。最新の評価の結果、主に保管量の削減によって、管理対象から外れた物質もありましたが、逆に使用量・保管量の増加により、各部門で管理対象とするべき物質数も増加しました。

また、こうした活動の一方で、各部門の日常の事業活動を通じた環境配慮・環境貢献につながる活動を「本来業務」として抽出・推進する取り組みを実施しています。
特に、顧客における環境保全活動に資する「環境貢献製品」の開発・提供や、装置の保守・契約のサービス業務による製品の環境負荷低減などは「プラスの環境側面」として推進しています。また、物流面での環境負荷の低減、各主管部門による環境法令遵守体制の強化、社内外への環境事例の広報、海外顧客や大学などの環境施設見学の受け入れ、などの取り組みを全社で展開しています。

環境管理プログラム(環境専門部会の主要な目標を抜粋)

自己評価の判断基準【◎:目標を達成、○:目標をほぼ達成、△:目標未達】

環境側面 2015年度実績 自己
評価
2016年度目標
CO2
  • エネルギー起因のCO2排出量売上高原単位を2010年度比80%以下の11.20以下にするという目標に対して、9.74(2010年度比87.0%)で目標を達成。 (対象範囲におけるCO2排出量は33,116トン)
  • エネルギー起因のCO2排出量の連結売上高原単位を2010年度比80%以下の水準で抑える。 (CO2排出量 連結売上高原単位 11.20以下。注:2010年度は14.00。)
廃棄物
  • 2014年度までに各部門で立案した廃棄物削減方策の実施の継続と発展を目標としたが、不要物は212.8t増、廃棄物は103.3t増となった。
  • ゼロエミッション(リサイクル率99%以上)を99.4%の実績で維持した。
  • 各部門で立案した廃棄物削減方策の実施の継続と発展。 
  • ゼロエミッション(リサイクル率99%以上)を維持する。
  • 廃液類排出部門における保管管理の徹底
有害化学物質
  • 震災発生時等の緊急時を想定した対策状況を含めた化学物質管理の現状調査を108部門(化学物質を取り扱う国内関係会社およびその拠点を含む)で実施。その後57部門に対しては現地調査を実施。
  • 代替フロン使用量の削減。2014年度実績の400kgに対して、2015年度使用量は92kgに大幅削減し、島根島津(株)では全廃を達成。
  • 特定フロン含有機器の法定点検の実施と適切な処理を目標としたが、簡易点検の実施に対して都度指導をしながら、回収漏れのないよう機器の廃棄時は全てのフロンを回収した。
  • 低濃度PCBの処理に向けた準備を実施し、2016年度上期の処理を予定。
  • 社内で使用する特定フロンの使用量の削減(目標:前年度使用量以下)。
  • 化学物質管理に関する社内体制の構築。
  • 化学物質管理調査を実施し、各部門の管理状況を確認する。
  • 低濃度PCB廃棄物を処理する。
製  品
  • エコラベル適合製品の年間開発目標25件に対して、実績32件。
  • 2機種でのLCA1)の試行
  • 新製品の省エネ率・リサイクル率・再生率の算出を40件実施。
  • 新製品に対する分別ガイドの作成を22件実施。
  • 欧州を中心とする環境規制動向の把握と社内周知を計画通りに実施。変圧器の欧州規制、カナダの水銀規制の対応を完了した。
  • エコラベル適合製品の開発・生産(年間目標:49件)
  • LCA実施(年間目標:2件)
  • 省エネ率・リサイクル率・再生率の算出。
  • 電池情報を盛り込んだ分別ガイドの作成。
  • 欧州を中心とする環境規制動向の把握・周知と対策

1) LCA:Life Cycle Assessment。全ライフサイクルに渡って、製品などの環境への影響を算出し、総合的見地から環境負荷の低減を進めるための評価手法。

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