お知らせ

2018年度 島津奨励賞受賞者決定

2018.12.04(火)

2018年度 島津奨励賞(3名を選出)

2018年度 島津奨励賞
(3名を選出)

東京大学
大学院薬学系研究科 教授

富田 泰輔 氏

東京大学
大学院新領域創成科学研究科 准教授

杉本 宜昭 氏

東京大学
大学院理学系研究科 准教授

西増 弘志 氏

受賞者には、表彰状・トロフィー・副賞100万円を贈呈
受賞者
東京大学 大学院薬学系研究科 教授 富田 泰輔 氏 (45歳)
東京大学 大学院薬学系研究科 教授
富田 泰輔 氏 (45歳)
研究業績
アルツハイマー病の分子病態解明
推薦者
島津科学技術振興財団 役員
受賞理由
アミロイドβ(Aβ)産生に関わる酵素γセクレターゼの分子実態を解明した。またその活性因子がPICALMであることを発見し、新たな抗Aβ薬の開発の可能性を示唆した。さらに脳内Aβ蓄積を反映する血中バイオマーカーを同定し、抗Aβ薬による先制医療の開発に貢献した。

富田氏の受賞については、東京大学 薬学系研究科・薬学部のHPでも紹介されています。
受賞者
東京大学 大学院新領域創成科学研究科 准教授 杉本 宜昭 氏 (40歳)
東京大学 大学院新領域創成科学研究科 准教授
杉本 宜昭 氏 (40歳)
研究業績
原子間力の精密計測による化学結合性評価と機能性ナノ構造体の形成
推薦者
応用物理学会
受賞理由
原子間力顕微鏡(AFM)に関して、世界最高レベルの検出感度と精度を達成して、化学結合力の精密測定を行い、共有結合力の機構解明など化学結合性の評価に大きな成果を上げた。また室温において一つ一つの原子の操作でナノ構造体の組み立てに成功するなど、単原子操作についても顕著な業績を上げている。
受賞者
東京大学 大学院理学系研究科 准教授 西増 弘志 氏(39歳)
東京大学 大学院理学系研究科 准教授
西増 弘志 氏(39歳)
研究業績
ゲノム編集ツールCRISPR-Cas9の構造解析と分子改変
推薦者
日本生化学会
受賞理由
遺伝子編集に利用されているDNA切断酵素CRISPR-Cas9の多様な作動機構を世界に先駆けて解明した。また、マイクロチップ電気泳動を利用した迅速・高精度なDNA切断活性測定系を開発し、複数のCas9変異体の活性評価を行うことにより、適用範囲の拡張したCas9改変体の開発に成功した。

西増氏の受賞については、東京大学 理学系研究科・理学部のHPでも紹介されています。
島津奨励賞とは

今年度(2018年度)新設の賞で、科学技術、主として科学計測に係る領域で、基礎的研究および応用・実用化研究において独創的成果をあげ、かつ、その研究の発展が期待される45歳以下の研究者を表彰します(毎年3名以下)。受賞者には賞状、トロフィー、および副賞100万円を贈呈します。