精密万能試験機

AGX-V series

材料に一定の負荷を加え、その変化を調べることで鉄鋼や樹脂の機械的特性や強度の評価を行う精密万能試験機「オートグラフAGX-Vシリーズ」。主に研究開発や品質保証部門で使用され、材料開発の信頼性向上に貢献しています。

材料に一定の負荷を加え、その変化を調べることで鉄鋼や樹脂の機械的特性や強度の評価を行う精密万能試験機「オートグラフAGX-Vシリーズ」。主に研究開発や品質保証部門で使用され、材料開発の信頼性向上に貢献しています。

Everything for your testing experience.

目指したのは、できる限り操作上のストレスを軽減して最適な試験結果を得るという安全で確実な使用体験を提供することでした。その実現のため、私たちは常に「人」を視点の中心に置きながらデザイン開発に臨みました。

ユーザーの動作を安全かつ正しく導く

信頼性の高い試験結果を得るには、安全で確実な操作環境が重要となります。ユーザーの動作を安全かつ正しく導いていくために私たちが目指したのは、「自然な姿勢で試験作業に臨めるようにするための造形処理」、「シーンに応じて最適なボタンを表示する直感的なタッチパネルUI」、「操作に対する確実な音声フィードバック」を実現することでした。

自然な姿勢で作業できるように

装置の中心部に向かって削り取るような造形処理を行うことで、ユーザーの膝回りの空間を確保。試験片(試験対象となる材料ピース)の装着作業を、より自然な姿勢で行えるよう配慮しています。これはユーザーのストレスとなる要素をできる限りなくすことで、試験作業効率の向上につなげていくことを目指したものです。

詳細イメージ

シーンに応じて最適な情報を提供する

コントローラーに新たに採用した大型タッチパネルは、試験機を操作する各フローにおいて必要な情報をわかりやすく表示します。また、操作性をデータ解析用のPCソフトウェアと揃え、ユーザーがデバイスを問わず同じ感覚で操作できることを目指しました。

詳細イメージ

試験作業を安全で心地よいものへ

ボタンを押した際の操作音は、ユーザーへの大事なフィードバックのひとつです。私たちはこの操作音ひとつにもこだわり、何度もサンプルを作成して試行錯誤を重ねることで、そのクオリティを高めました。この操作音は、シーンごとに確実なフィードバックをユーザーに返すことで操作ミスを防ぐだけでなく、試験作業そのものを心地よい体験へと導くことをも狙っています。

デザインイメージ

装置への期待を形に

万能試験機には、筐体としての剛性の高さが求められます。私たちは、設計的に実現した剛性の高さを外観デザインでも表現したいと考えました。このため、AGX-Vシリーズではアルミ素材の硬質な質感を活かしつつ、金属の塊から削り出したようなソリッドな造形処理を各機種に水平展開。シリーズ全体において堅牢な印象を高めています。

詳細イメージ

相似形イメージを構築する

各部ディテールの寸法比率を綿密に計算して定義し、スペックごとに躯体サイズの異なるシリーズ全機種に反復して織り込むことによってシステマチックに相似形イメージを構築するとともに、ブランドイメージの向上を図っています。

詳細イメージ

「B to B製品だからこそ」を大事に

産業機器のユーザーも普段は様々なB to C製品に囲まれて生活しており、質の高いユーザー体験に慣れ親しんでいます。また近年は操作に不慣れなユーザーも急速に増えてきており、ユーザビリティや外観品質は決して「B to B製品だから」という理由でおざなりにできるものではありません。むしろ「B to B製品だからこそ」という視点で、より多くの人にとって使いやすく美しいと感じてもらえるようなデザインを私たちは追求し続けていきます。

プロダクトデザイナー 川合 潤、木村 淳、姜 慧梨
UIデザイナー     竹川 諒、昇 美沙、平間 朋洋

AGX-V series

精密万能試験機 オートグラフ
AGX-V シリーズ

[製品紹介]

受賞
グッドデザイン受賞 2019
iF DESIGN AWARD 2020

掲載日:2021年5月6日