分散

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Dispersion

異なった波長が回折格子(Gratings:グレーティング)に入射したとき、回折角βがどのくらい変化するかということは、波長の分離を考えるときに重要な要因になってきます。入射角αを一定として(2)式の両辺をλで微分すると、

 (3)

となります。ここでdβ/dλ は角分散と呼ばれる値で、これにより波長変化dλ に対する回折角度変化dβ を求めることができます。
(3)式の両辺に光学系の焦点距離f をかけると、

 (4)

となります。f ・dβ=dxとし、両辺の逆数をとると、

 (5)

となります。このD逆線分散と呼ばれ、光学系の出口スリット面上での単位長さあたりの波長差を意味します。このD にスリット幅を掛けると、波長分解の指標となります。