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2017年10月20日 | プレスリリース 約4900種類の内蔵データで素材開発から化学物質規制まで対応
「高分子添加剤ライブラリ」を発売

島津製作所は、当社のガスクロマトグラフ質量分析計(GC/MS)用に「高分子添加剤ライブラリ」を発売します。本製品は4869種類のマススペクトルを収録しており※1、品質管理から新素材開発、規制対応まで高分子添加剤の多様な分析シーンでお役に立てます。

樹脂やプラスチック、ゴムなどの高分子材料は、電機機器や自動車部品、食品包装材、日用品といった様々な分野で使われています。添加剤は、その高分子材料の機能向上に欠かせない存在です。しかし、人体や環境への悪影響が懸念される一部の添加剤は、RoHS指令やREACH規制を始めとする規制の対象になっています。そのため、添加剤の分析は、高分子材料の品質改良や素材開発のみならず、化学物質規制に対応した品質管理へとその目的が広がっています。

本製品は、高分子材料向け添加剤を分析するためのGC/MS用マススペクトルライブラリです。樹脂中添加剤分析に用いられる熱分解GC/MSはもちろん、電機機器などに使用される添加剤分析にGC/MSを利用する方々も強力にサポートします。

製品の特長

1. 約4900のマススペクトルを収録

高分子材料向け添加剤494種類と添加剤の熱分解GC/MS 分析の熱分解生成物のマススペクトルを合計4804種類収録する既存ライブラリ※2に、分析対象としての要望が高かった化合物65 種類を追加しました※3

  • *1:熱分解GC/MSを用いてマススペクトルを取得しています。熱分解GC/MSによる熱分解物の一部は他の分析手法では検出されない可能性があります
  • *2:フロンティア・ラボ社製 「F-Search 添加剤ライブラリ ADD-MS16B」
  • *3:厳格化が進む欧州REACH規制の「高懸念物質」(SVHC)に指定されている特定芳香族アミン類やフタル酸エステル類、ドイツGSマーク認証で評価対象となっている多環芳香族炭化水素などを収録

2. 保持指標と分類情報を登録

すべての化合物の保持指標が登録されています。保持指標を活用したライブラリ検索により、精度の高い化合物の同定が可能です。また添加剤の分類情報も登録しているため、詳しい知識がなくてもライブラリでヒットした化合物がどのような添加剤に関与するかが分かります。

名  称 高分子添加剤ライブラリ
価  格 55万円(税別)

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