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2016年9月6日 | プレスリリース 業界初、単一のソフトウェアで異物分析を大幅に効率化
「EDX-FTIR統合解析ソフトウェア」を発売

EDX-FTIR統合解析ソフトウェアのイメージ画像

EDX-FTIR統合解析ソフトウェアのイメージ画像

島津製作所は、当社のエネルギー分散型蛍光X線分析装置(EDX)およびフーリエ変換赤外分光光度計(FTIR)で取得した双方のデータを統合して解析可能な業界初の「EDX-FTIR統合解析ソフトウェア」を9月6日に発売します。

本ソフトウェアは、EDXおよびFTIRを使用して異物分析を行うお客様のニーズに応えるために開発した当社独自のソフトウェアです。これまでは個別の解析が必要だったEDXとFTIRそれぞれのデータをソフトウェア上で統合して解析し、標準で実装する異物専用のライブラリと照合することで、異物候補を一致度順に示します。

開発の背景

近年、食品メーカーや化学メーカー、受託検査機関などでは、混入・付着した異物の解析に対する要求が拡大しています。これにともない、金属などの無機元素の同定に適したEDXや、高分子材料および有機物の分析に優れたFTIRへの関心が高まっており、1つのサンプルを双方の装置で分析するケースも増えています。しかし、それぞれの取得データは機種ごとに個別の解析を要することに加え、分析者自身が2機種のデータから最終的な同定結果を導き出す必要がありました。

そのため、1つのソフトウェア上でEDXおよびFTIRのデータを統合して自動解析可能なソフトウェアに対する要望が当社に多数寄せられていました。同時に、解析ソフトウェア上に画像や報告書などのファイルを一括保管する機能も求められていました。

「EDX-FTIR統合解析ソフトウェア」は、このようなお客様のニーズに応えるソフトウェアです。当社が強みとするヒット率に優れたライブラリを最大限に活用するアルゴリズムを新開発したことで、業界で初めてEDXのデータとFTIRのデータを統合して解析するソフトウェアを製品化しました。

新製品の特長

1. EDXおよびFTIRのデータを統合解析して高速・高精度に異物候補を表示

指定したEDXおよびFTIRによる取得データを新開発のアルゴリズムで総合的に解析し、異物ライブラリと照合することで、数秒で異物候補のヒットリストを一致度の高い順に表示します。ライブラリには、実際に検出された異物の材質や色、形状、金属光沢など実用的な情報を収録しており、追加登録によるライブラリの拡充も可能です。分析者任せだった手間のかかる解析を効率化し、異物の同定を強力にサポートします。

2. 画像ファイルやテキストファイルの登録、保管機能

分析データに画像ファイルやPDF形式の文書ファイルを紐付けて登録することで、様々な情報をペーパーレスで一括保管できます。分析したサンプルの写真データや他の分析装置を用いて作成した報告書などを保存しておくことで、必要な情報に素早くアクセスできます。

本ソフトウェアの対応機種

エネルギー分散型蛍光X線分析装置「EDX-7000」/「EDX-8000」
制御用ワークステーション「LabSolutions IR」および「IRsolution」で制御可能な当社製フーリエ変換赤外分光光度計

名  称 「EDX-FTIR統合解析ソフトウェア」
価  格 90万円(税別)
販売計画 発売から1年間で国内80本

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