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2015年8月20日 | プレスリリース Wi-Fi通信に対応、前処理装置内蔵でオールインワン測定可能な
ポータブルガス濃度測定装置「CGT-7100」を発売

赤外線式ガス濃度測定装置「CGT-7100」(タイプ2)

赤外線式ガス濃度測定装置「CGT-7100」(タイプ2)

島津製作所は、一酸化炭素(CO)・二酸化炭素(CO2)・メタン(CH4)ガスの濃度をリアルタイムでモニタリングすることが可能なポータブルガス濃度測定装置「CGT-7100」を8月20日に発売します。
本製品は、前機種「CGT-7000」のデザインやユーザインターフェイスを一新し、装置や測定データの運用方法の多様化に合わせて開発したポータブルタイプの赤外線式ガス濃度測定装置です。前処理装置を本体に内蔵しているため、オールインワン(装置単体)での測定が可能です。また、Wi-Fiによる無線データ通信やUSBメモリによるデータ読み出しに対応したことで、記録計がなくてもデータを確認することができます。本製品は、お客様の用途に応じて以下の3タイプをご用意しています。

  • タイプ1:燃焼排ガス測定用CO-CO2
  • タイプ2:燃料電池研究用CO-CH4
  • タイプ3:触媒研究用CO-CO2計(小流量測定タイプ)

開発の背景

ポータブルタイプの赤外線式ガス濃度測定装置は、ガス給湯器やガスコンロのような熱源機器の研究開発や品質管理で使用されています。また、近年は新エネルギー・環境分野でのニーズが高まっており、燃料電池の高効率化や長寿命化に関する研究の一環で、天然ガスに含まれるメタンガス濃度のモニタリングや、不純物として発生する一酸化炭素ガスの濃度測定にも使用されています。さらに、天然ガスから水素を作り出す燃料改質装置で使用する触媒の研究のために、微小なガス流量での測定が可能で、かつ高濃度な一酸化炭素や二酸化炭素の濃度を測定する装置も求められています。
ポータブルガス濃度測定装置「CGT-7100」は、このような測定に適した3タイプをラインナップしています。データ管理の面でも、用途の多様化に合わせ、Wi-Fiによる無線データ通信やUSBメモリによるデータ読み出しを可能にしました。
本製品は、これまでポータブルガス濃度測定装置の販売実績が少なかった米国やアジア地域にも展開し、3タイプ合計で年間100台以上の販売を目指します。

新製品の特長

1. オールインワンでの測定が可能

本体にクーラやポンプといったサンプリングユニットを内蔵しているため、前処理専用の装置を必要とせずに、オールインワン(装置単体)での測定が可能です。また、可動部が少ないシンプルな設計は故障が少なく、メンテナンス性にも優れています。

2. Wi-Fiによるデータ通信が可能

新たに、Wi-Fiによる無線データ通信が可能になり、iPad(iOS 8.1以降)によるリアルタイムな測定データの確認に対応しました。また、USBメモリによるデータ読み出しにも対応しました。これらにより、データロガーや記録計を現場まで搬入する必要がなくなり、運用の効率が高まります。

3. 小流量測定に対応

触媒の研究用途に適したタイプ3は、ガス流量100mL/分~400mL/分の範囲で測定が可能です(当社他タイプは2.5L/分)。例えば燃焼実験などにおいて、十分なガス流量が確保できない場合でも測定することが可能であり、触媒の研究以外の幅広い研究用途にも対応できます。

  • ※本書に記載されている各社の商標および登録商標には、本文中に「™」、「®」は記載していません。
  • Wi-Fiは、Wi-Fi Allianceの商標です。
  • iPadは、米国および他の国々で登録されたApple Inc.の商標です。 
  • IOSは、Cisco Systems, Inc.の登録商標または商標です。
赤外線式ガス濃度測定装置「CGT-7100」の価格 350万円~
(税別、タイプやシステム構成などにより異なる)

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