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2015年6月1日 | お知らせ 「島津の森」がハビタット評価認証において最高ランクのAAA評価取得

当社が本社工場(京都府京都市)内に整備し2014年12月に完成した「島津の森」が、生物多様性の保全・回復への取り組みを客観的に評価して認証する制度であるハビタット評価認証(JHEP認証)において、5月15日に京都府で初めて最高ランクであるAAA評価を取得しました。なお、製造企業における西日本に立地した事業所としてJHEP認証を取得するのは当社が初となります。

当社は、2014年の本社社屋建て替えにともなって敷地内の緑化をさらに推進し、生物多様性の保全・育成や在来種の自然植生などをコンセプトに、本社工場内に敷地面積約8,000m2の「島津の森」を整備しました。このたびのAAA評価取得は、「『島津の森』を中心とする約9,300m2が地域植生や生物の営みに貢献している」ということが定量的に評価されたことによるものです。

「島津の森」の造成には、工場で廃棄される木製パレットなどの木材を炭にして土壌改良剤として利用しているほか、構内の雑草や落ち葉から作った腐葉土を肥料として使用するなど社内の廃棄物を再資源化して活用しており、京都市の気候に合ったスダジイやアラカシなどの高木を中心に、モチノキやソヨゴ、ツワブキ、フッキソウなど在来の植物を植栽しています。

当社は、「島津の森」を工場緑地活動の一環に留めず、野鳥などの野生生物を市街地に回帰させる生物多様性に配慮した環境資源として植栽を継続していきます。

本社工場内「島津の森」

本社工場内「島津の森」

ハビタット評価認証(JHEP認証)について

公益財団法人 日本生態系協会が定める、生物多様性の保全や回復に資する取り組みを客観的に定量評価し、評価結果に基づいて認証する制度。1970~80年代に米国内務省が開発したハビタット(生きもののくらす環境)の観点から環境を評価する手法(HEP)をもとに創設された。事業の実施によって得られる「将来50年間の自然の価値」が評価基準を上回る場合、生物多様性に貢献する事業として各評価ランクに認証される。生物多様性の価値を客観的に数値化することで、効果的な取り組みを普及させることを目的とする。

生物多様性に関連する当社の活動

近年、社会的な課題としてクローズアップされている生物多様性の保全に対し、当社では、「島津の森」の造成以外にも、京都府南丹市の森を整備する「島津製作所の森づくり活動」や女性社員を中心とする環境活動チーム「え~こクラブ」による小中学生向け生物多様性教育といった活動を実施しています。

公益財団法人 日本生態系協会について

生物多様性の保全に対する当社の取り組み