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2015年5月28日 | プレスリリース 世界最高感度と世界最高速を両立したフラッグシップモデル
高速液体クロマトグラフ質量分析計LCMS-8060を発売
- バイオアナリシス分野での定量分析に威力を発揮 -

高速液体クロマトグラフ質量分析計LCMS-8060

高速液体クロマトグラフ質量分析計LCMS-8060

島津製作所は本日、世界最高感度と世界最高の検出スピードを両立した高速液体クロマトグラフ質量分析計LCMS-8060を発売します。低分子医薬品やバイオ医薬品の血中濃度測定など、生体試料中の微量定量分析に威力を発揮します。
当社は国産初のトリプル四重極型液体クロマトグラフ質量分析計として2010年にLCMS-8030を発売して以来、 装置の高感度化と高速化を進め、新しい機能を導入した新規モデルの投入を続けてきました。それらトリプル四重極型液体クロマトグラフ質量分析計の開発で培った技術を結集させ、当社の超高速質量分析計UFMS(Ultra Fast Mass Spectrometry)シリーズの到達点として本フラッグシップモデルを発売します。
なお本製品は、2015年5月31日(現地時間)から米国ミズーリ州セントルイスで開催される米国質量分析学会(ASMS)に出展します。

LCMS-8060は2013年発売のLCMS-8050から世界最高速のスキャンスピード(30,000 u/sec)と世界最速の極性反転スピード(5 msec)を引き継ぐと共に、イオンサンプリング能力の向上により3倍の高感度化を実現しています。さらに、新開発したイオンガイドUF Qarrayの搭載により優れた頑健性も備えており、測定部の性能低下を抑制しながら安定した連続分析を行うことが可能です。
感度を維持しながら高速スキャンによって分析時間を短縮できるLCMS-8060は、ルーチンの高感度分析に適しており、特に血液などヒトから採取した生体試料中の薬物濃度の測定(バイオアナリシス)での活用が期待されます。医薬品の開発において、血中濃度の測定は薬効や毒性を解析し、医薬品の有効性や安全性を評価するための重要な手段となっています。LCMS-8060は世界最高感度、最高速度を有するだけでなく、装置のダウンタイム低減と前処理時間の短縮も実現し、メソッド開発の簡便化を図ることが可能です。少量のサンプルで信頼性の高いデータを迅速に得ることのできるLCMS-8060は、その卓越した性能により、製薬企業やCRO(医薬品受託開発機関)などにおける定量分析のパフォーマンスを向上させます。

分析計測事業部 事業部長の上田輝久は次のように語っています。「我々の技術革新への取り組みが最高の感度と最高速の測定能力を両立した最初のトリプル四重極質量分析計を生み出しました。LCMS-8060は質量分析市場における画期的な製品です。LCMS-8060はルーチンでの高感度定量市場に大きなインパクトを与えるだけでなく、島津製作所のトリプル四重極市場での急速な成長を強化すると期待しています。市場をリードする質量分析技術と分離技術により、欧米メーカーの占有率が高いLC/MS/MS市場の変革を目指します」

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