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2014年12月16日 | プレスリリース 極めて複雑な試料を5次元分析で網羅的に精密解析できる世界唯一のシステム
LC-GC×GC-MS/MSシステム 5D Ultra-eを発売

LC-GC×GC-MS/MSシステム 5D Ultra-e

LC-GC×GC-MS/MSシステム 5D Ultra-e

島津製作所はこのたび、世界的に著名なクロマトグラフィー研究者であるL・モンデロ博士(イタリア・メッシーナ大学、クロマレオント社)のチームが考案したLC-GC×GC-MS/MSシステムを製品化し、「5D Ultra-e」として本日発売します。5D Ultra-eは、超高速液体クロマトグラフ(HPLC)と包括的2次元ガスクロマトグラフ(GC×GC)、トリプル四重極質量分析計(MS/MS)という5つの次元の分析をオンラインで接続した世界で唯一のシステムです。極めて複雑な試料の網羅的な精密分析を行う最先端の研究所等のお客様に対し、最適な分析ツールを提供します。

GC×GCは異なる特性を持つ分離系を組み合わせることで、従来のガスクロマトグラフでは分離しきれなかった多種多様な成分を含む試料の網羅的測定ができることが特長です。本システムではGC×GCの前に前処理としてLCという別の分離モードを追加し、極めて複雑な試料をGC×GCとは異なる特性でグループ分けしておくことにより、より詳細なGC×GCを実現します。LCで分離された試料は必要な成分のみオンラインでGC×GCに注入され、濃縮による高感度化とスループットおよび安定性の向上をもたらします。

検出器には当社UFMS(Ultra Fast Mass Spectrometry)シリーズよりトリプル四重極型ガスクロマトグラフ質量分析計GCMS-TQ8040 を導入し、GC×GCで分離された成分を超高速性能と超高感度を誇るトリプルMSでより詳細に分析します。すべての成分を対象にするノンターゲット分析だけでなく、複雑な試料から目的成分に対象を絞るターゲット分析も可能です。

すべての装置は専用ソフトウェア5D Solutionから一括で管理が可能であり、今までにない高度な分析とワンクリックで分析が開始できる簡便さを両立させています。

モンデロ博士は次のように語っています。「ますます複雑化・高度化する社会の中で、今まで見ることができなかった微量な化合物を、測定者個人のスキルに依存するのではなく、分離、測定したいというニーズが顕在化してきています。このような社会のニーズへのソリューションの一つとして、当ラボが開発したプロトタイプをスタートに、島津製作所と共同でさらに開発を進め、今回グローバルに製品として提供できることを、大変うれしく思います」

島津製作所分析計測事業部事業部長の上田輝久は、次のように語ります。「モンデロ研究室には、世界最先端の研究者から、他では解決できない極めて難しい分離的課題が持ち込まれ、ソリューションが開発されます。これらのソリューションは、将来を先取りした技術となります。このたび発表します5D Ultra-eも、革新的ソリューションから開発された、世界オンリーワン、ナンバーワンの製品です。分離技術で新しい世界を切り拓くモンデロ博士との共同研究、共同開発を今後さらに強化し、社会に貢献する製品を世に出し続けたいと考えています」

名  称 LC-GC×GC-MS/MSシステム 5D Ultra-e
価  格 4,917万円~(税別)

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