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2014年9月11日 | プレスリリース 国際規格「ISO/IEC17025」に基づくEMC試験所に認定
- 信頼性の高い製品のタイムリーな提供を推進 -

(左)10m法大型電波暗室  (右)認定証

島津製作所は、製品の品質向上のための拠点として製品開発や不具合解析に必要な各種評価・解析設備や機能を備えたクオリティセンターに電波暗室を建設しておりましたが、この度EMCセンターとして、試験所の能力を認定する国際規格「ISO/IEC17025(試験及び校正を行う試験所の能力に関する一般要求事項)」を取得しました。

世の中には、電気・電子機器や無線機器、情報通信システムなどさまざまな電磁波を発生する機器類があふれています。そしてこれら機器類には、自らが発生する電磁波が周辺の機器に影響を及ぼさず、かつ周辺からの電磁波を受けても誤作動や停止を起こさない耐性を有すること、すなわち電磁両立性(以下、EMC*1という)が求められています。近年、これに対する規制がグローバルに強化されており、EMCの重要性はますます増加して行く状況です。

当社は、2013年12月に竣工したクオリティセンターに自社製品についてのEMC認証試験を行うための10m法大型電波暗室を設けており、公益財団法人日本適合性認定協会(JAB)より「ISO/IEC17025」を取得しました。これにより、世界72の地域と国*2で有効となるEMC認証試験報告書を自社内で発行できることになりました。
さらに、正確な測定を担保するため、EMC認証試験に従事するスタッフ全員が、EMCの技術、スキルを認定するグローバルなEMC技術者認定資格であるiNARTEを取得しています。

従前は外部施設を利用していたEMC試験が自社内でフレキシブルに行えることや、初期段階からEMC対策の検討が行い易くなったことにより、開発期間の短縮につながります。またEMC試験にかかるノウハウを蓄積することで、会社全体でのEMC技術レベルの向上にも資すると考えています。

当社は、製品の信頼性の一層の向上を図り、全世界のお客様に支持される高品質な製品、サービスを効率よく提供するよう取り組んでいきます。

  • *1 電波暗室:外部からの電磁波を反射する機能と、また中で発生した電波を吸収する機能を有するように設計・施工されたシールド空間
  • *2 2014年8月現在