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2013年9月3日 | プレスリリース 優れた分析性能と高い操作性を兼ね備えたフラグシップモデル
エネルギー分散型蛍光X線分析装置「EDX-7000」「EDX-8000」を発売

エネルギー分散型蛍光X線分析装置 EDX-7000

エネルギー分散型蛍光X線分析装置 EDX-7000

島津製作所は、エネルギー分散型蛍光X線分析装置EDXシリーズのフラグシップモデルとして「EDX-7000」(検出元素範囲Na~U)および「EDX-8000」(検出元素範囲C~U)を9月3日より発売します。
電子冷却方式の高性能半導体検出器を搭載しランニングコストの低減とメンテナンス性の向上を実現すると共に、従来機を大幅に上回る感度、精度、スループットを実現しました。管理用途としてのRoHS/ELV指令等の環境規制対応から、研究用途としての一般材料分析における高度なニーズまで、電気・電子材料をはじめ、自動車・機械、石油化学、医薬、食品など業界を問わず幅広く対応します。
なお本製品は、9月4日から幕張メッセにて開催されるJASIS2013に出展します。

開発の背景

エネルギー分散型蛍光X線は、試料にX線を照射して発生する蛍光X線のエネルギー(波長)や強度を解析することにより、試料を構成する元素の種類や含有量を調べる装置です。非破壊かつ簡便・迅速な元素分析法として様々な製造業で広く使用されており、特にRoHS/ELV指令における有害物質規制のグローバルな対応強化に伴い、導入は急激に進みました。またその利便性が広まるにつれ、環境規制対応の管理用途のみならず、材料解析などの研究用途でのニーズも高まっています。
このような中、管理用途としては高い操作性・簡便性が、研究用途としては更なる感度・精度が求められており、装置に対する要求は幅広く、高度なものに変化してきました。当社は累計5,000台以上のエネルギー分散型蛍光X線装置の出荷実績から、これらのニーズを高い次元で融合したバランスの良い汎用装置として本製品を開発しました。
卓越した分析性能を実現すると共に、A4サイズのサンプルがそのまま収容可能な大型試料室や、操作性の高いソフトウェアと充実したアプリケーション等により、初心者から高度な分析を行うラボのエキスパートまで、幅広く活用いただけます。

新製品の特長

1. 高性能半導体検出器により比類なき分析性能を実現

高性能半導体検出器を搭載し、光学系や一次フィルタの組み合わせを最適化することによって、これまでにない高感度分析を実現しました。軽元素から重元素まですべての範囲にわたって、従来の液体窒素使用の半導体検出器を搭載した装置に比べ検出下限が1.5~5倍と向上し、高度な研究用途に対応します。
エネルギー分解能にも優れており、多元素で構成された試料においても、ピーク重なりの影響が低減され、分析結果の信頼性が向上します。また、従来型の装置に比べてより短い測定時間で目的の分析精度を得ることができるため、スループットは最大約10倍まで向上し、高速性が求められる管理用途にも適しています。
液体窒素が不要な電子冷却方式の半導体検出器は、ランニングコストの低減とメンテナンス性の向上にも貢献します。

2. 軽元素の高感度測定にも対応

オプションの真空測定ユニットにより軽元素の高感度測定が可能です。これにより、「EDX-7000」ではNa~Uまでの測定が、「EDX-8000」ではC~Uまでの測定が可能となります。さらに、「EDX-7000」でヘリウム置換測定ユニット(オプション)を使用すれば、吸湿性のある試料や含水試料(生体試料、木材、建材など)のNa、Mg、Alも測定可能です。

3. 初心者からエキスパートまで満足できる操作性

RoHS/ELV指令等の環境規制対応に代表される管理用途やスクリーニング分析用途として、購買部門・製造現場・出荷検査等に携わる初心者の方でも安心して操作できる簡単ソフトウェアを標準搭載しています。さらに研究用途として、分析ラボにおける技術者の高度な要求にも対応出来るプロ用ソフトウェアも標準搭載しました。直感的な操作を可能にする洗練されたユーザーインターフェイスによって、初心者からエキスパートまですべての方に快適な操作環境をもたらします。

名   称 エネルギー分散型蛍光X線分析装置 EDX-7000 /EDX-8000
価   格 EDX-7000本体 850万円~
EDX-8000本体 950万円~
(税別、オプションにより異なります)

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