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2013年8月26日 | プレスリリース 代謝物MRMデータベースを収録しトリプル四重極型に対応した世界初の新製品
「GC/MS代謝成分データベース Ver.2」を発売
- 疾患・創薬評価等におけるメタボロミクス研究を支援 -

島津製作所は、島根大学医学部、神戸大学医学部、京都大学物質-細胞統合システム拠点との共同研究および独立行政法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)の委託事業「ヒト幹細胞産業応用促進基盤技術開発/ヒト幹細胞実用化に向けた評価基盤技術の開発」で得られた成果をもとに、当社トリプル四重極型ガスクロマトグラフ質量分析計(GC/MS/MS)及び四重極型ガスクロマトグラフ質量分析計(GC/MS)を用いたメタボローム解析(メタボロミクス)を支援する「GC/MS代謝成分データベース Ver. 2」を発売します。
本データベースは旧版(Ver.1)から登録化合物を250種類増やし511種類と強化すると共に、尿に加えて血液や細胞由来のバイオロジカルサンプルに含まれる代謝物を追加しました。さらに、市販製品としては世界初となるGC/MS/MSに対応した代謝物MRMデータベースを収録したのが特長です。本製品には、低分子代謝物の測定に適したGC条件や各化合物に対する最適なGC/MS及びGC/MS/MSの測定パラメータが登録されているため、複雑な条件設定は必要なく、スムーズに分析業務を開始することができます。また、保持時間を予測計算するための保持指標も登録されており、代謝物の標準試料がなくても分析を開始することができます。疾患・創薬評価やバイオ燃料・農産物の生産性向上等のメタボロミクス研究をサポートします。

開発の背景

生体内にある代謝物を網羅的に測定し、変動する代謝成分から生命現象を包括的に調べるメタボローム解析は、疾患の原因解明や疾病の早期発見を目的とした疾患バイオマーカー探索や、農産物の生産性向上、バイオ燃料の研究開発、機能性食品の評価等の幅広い分野で用いられている手法です。メタボローム解析では、生体サンプルに含まれる多くの微量な代謝成分を網羅的に解析することが求められるため、優れたクロマトグラフィー分離能を有し、高感度で安定した測定が可能なGC/MS及びGC/MS/MSが広く用いられています。本製品は、GC/MS, GC/MS/MSを用いたメタボローム解析をより正確に、かつ効率的に行うことをサポートするために開発した製品です。ライフサイエンス分野における疾患・創薬評価メタボロミクスや、植物・食品分野におけるバイオマス、食品評価メタボロミクス等を行っている大学や研究所、製薬会社や食品メーカー等における研究開発を支援します。

本製品の特長

1. バイオロジカルサンプルから検出される代謝成分を登録

血清、尿、細胞等のバイオロジカルサンプルから検出される代謝成分を中心に有機酸、アミノ酸、脂肪酸、糖類等の低分子代謝成分を登録したGC/MS、GC/MS/MS用データベースです。より多くの生体中に存在する代謝物を正確に同定することが可能です。

2. 微量成分測定を可能にする“GC/MS/MSデータベース”

生体や植物サンプルには多くの代謝物や多様なマトリックス(夾雑物)が含まれています。これらの影響を低減し、対象成分をより正確にかつ高感度に測定することが可能なGC/MS/MSに対応した世界初の代謝物データベースを提供します。

  • 注) 本製品は研究用です。臨床診断用途で使用することはできません。
製品名 GC/MS代謝成分データベース Ver. 2
価 格 500,000円(税別)

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