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2013年2月4日 | プレスリリース 業界初!波長カスタマイズが可能な
波長安定化半導体レーザモジュール「BEAM MATEシリーズ」を発売
- ライフサイエンス応用向けレーザ市場への展開を目指す -

波長安定化半導体レーザモジュール「BEAM MATEシリーズ」

波長安定化半導体レーザモジュール「BEAM MATEシリーズ」

島津製作所は、お客様の希望に合わせた波長で発振する半導体レーザモジュールを、2月4日に新発売し、「Photonics West 2013」(2 月5 日~7 日、サンフランシスコ)に出展します。

半導体レーザは、小型・低消費電力・長寿命で効率がよく、また大量生産による低コスト化が可能であり、光ディスクなどの民生分野から半導体非破壊検査などの産業分野まで幅広く用いられています。
また、拡大を続けているライフサイエンス応用向けレーザ市場(2009年205百万ドルから2012年313百万ドル)においては、分析対象がDNA・血液・細胞と広がるのに合わせて、レーザ励起を必要とする試薬や色素の開発が次々と進められています。

しかしながら既存の半導体レーザは、離散的な値の波長しか得られないことから効率の良い試薬・色素の励起といったお客様のご要望を十分に満足させることは難しく、またガスレーザや固体レーザと比べて波長精度やビーム品質などの点で劣ることから、置き換えがあまり進んでいませんでした。

そこで当社は、小型グレーティングを用いた外部共振器を採用することで、小型、低消費電力、長寿命のメリットを活かしたまま、ガスレーザ等と遜色ない波長精度・ビーム品質を実現する本製品を開発しました。
さらに本製品は、グレーティングにより、紫外から赤外までの領域において発振波長のカスタマイズが可能であり、お客様のご要望にあわせた波長のレーザを低価格でご提供することができます。

当社は、国内外のライフサイエンス分野の研究現場が求める様々な試薬・色素に最適な特殊波長を出力可能な光源を提供することで、iPS細胞に代表される生命科学の解明と応用に寄与します。また、国内外の分析・計測機器メーカに対してガスレーザ、固体レーザから本製品への置き換えを提案することにより、高機能光源事業の拡大を目指します。

  • *「Laser Focus World Japan」2012年3月号

本製品の特長

1. 波長のカスタマイズ

半導体レーザの発振中心波長をお客様のご要望に合わせて405~520nmおよび635~690nmの範囲で選択することができます。
また、一般的に±5nm程度の波長精度を持つ半導体レーザの発振波長をグレーティングにより±1nmに改善しました。ライフサイエンス関連機器に本製品を用いた場合、測定精度および測定再現性が向上します。

2. 優れたビーム品質

単一横モードを保証し、楕円率1.1以下、ビーム品質を表すM2 値が1.2以下を実現しました。そのため本製品の出力光の扱いが非常に容易であり、自由度の高い設計が可能です。

名  称 波長安定化半導体レーザモジュール「BEAM MATEシリーズ」
定  価 28万円~ (100個ロット時、税抜き)
販売計画 500台(2014年度)