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2013年1月21日 | プレスリリース 極微量から高濃度の試料に対応するUHPLC
Nexera X2シリーズの測定試料濃度域が50倍に拡張
- Nexera X2フォトダイオードアレイ検出器用高感度セルと新規ダイナミックレンジ拡張機能を搭載 -

島津製作所は、新たなUHPLC(超高速液体クロマトグラフ)として2012年11月に発売した「Nexera X2(ネクセラ・エックスツー)」シリーズのフォトダイオードアレイ検出器SPD-M30Aに、更なる感度向上とダイナミックレンジ拡張を可能にする新機能をこのたび追加します。
85mmの光路長を有する高感度セルは、SPD-M30Aの感度をさらに約5倍向上させ、Nexera X2の特長である最高レベルの感度を極限まで引き上げます。
さらに、ダイナミックレンジ拡張機能i -DReC(intelligent Dynamic Range extension Calculator、特許出願中)により、高濃度領域のシグナルの直線性を飛躍的に向上することができます。この高感度セルとダイナミックレンジ拡張機能により、Nexera X2の測定可能濃度域が最大50倍にまで広がることとなり、合成化合物の純度確認から不純物解析まで幅広い濃度域の試料に対応することができます。

本機能の特長

Nexera X2シリーズのフォトダイオードアレイ検出器SPD-M30Aに追加される機能は下記の通りです。

(1) 低濃度領域の測定レンジを約5倍広げる最高感度セル

フォトダイオードアレイ検出器SPD-M30Aのフローセル「SR-Cell」に85mmの長光路長を有する高感度セルが加わります。光路長増加によるシグナルの増加と全反射型キャピラリーの採用による優れたノイズ抑制により、SPD-M30Aの標準SR-Cell(光路長10mm)に比べ約5倍感度が向上し、低濃度の試料の分析に威力を発揮します。高感度SR-Cellの使用により、世界最高感度のUHPLCシステムとして微量の不純物も見逃さず定量することができます。

(2) 高濃度領域の測定レンジを約10倍広げるi -DReC機能

新開発のi -DReC機能は、高濃度領域でのダイナミックレンジを大幅に拡張する全く新しい概念の新機能です。高濃度領域の飽和したシグナルであっても、i -DReCにより最適な波長を用いて高濃度領域の直線性を自動補正することで、最大で従来の10倍の高濃度領域まで良好な直線性が得られます。i -DReCを用いれば、従来必要であった高濃度試料の希釈が不要になり、合成化合物の純度確認や安定性試験などにおいて威力を発揮します。

高感度SR-Cellとi -DReC機能により、Nexera X2シリーズの試料濃度測定レンジが最大50倍まで拡張します。より幅広い濃度域に対応することで、注目されているFDAガイダンスに従った医薬市場での遺伝毒性試験における極微量不純物分析や微量の異物や有害物質の分析、合成化合物の純度確認や安定性試験など幅広い領域での分析ニーズに対応します。

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