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2013年1月15日 | プレスリリース イラクで医療用装置大型案件を受注
医療用X線透視撮影システム106式、医療用X線撮影システム27式
- 総額 約15億円 -

島津製作所は、イラクで医療用X線透視撮影システム106式、医療用X線撮影システム27式、総額約15億円を受注し、2013年2月より据付けを開始します。

イラクにおける当社の歴史

当社は1978年にイラク政府の要請に応える形で、日本の医療機器メーカーとして初めてバグダッドに事務所を開設しました。当時はイラク保健省傘下の病院を主とした医療整備案件等を中心に活動し、医療機器の普及に努めてまいりました。
1980年より8年間におよぶイラン・イラク戦争においても撤退することなく、事務所を維持したことで、イラク政府およびお客様からの信頼を得ることができ、1990年までに2000台以上のX線診断装置を納入しました。1990年の湾岸戦争勃発により事務所を閉鎖し、一時的に市場より撤退しましたが、2003年以降現地代理店を設定することにより再参入し、その後は日本政府の復興支援を通じて医療機材の更新を行なってきました。こうした取組みが評価され、2006年には保健省向けにX線一般撮影装置110式を一括納入、2007年には回診用撮影装置50式を一括納入する等の実績を重ねてきました。

今回の受注内容

湾岸戦争、イラク戦争にて荒廃した生活基盤の再建が電力、水・衛生分野等のインフラ整備から始まり、次第に保健、産業復興等のフェーズへと移る中、2010年6月に透視撮影装置106式の入札が公示されました。長期間にわたる契約交渉となりましたが、2012年9月に契約締結に至りました。今回の受注内容は以下の通りです。

客先 イラク保健省
納入先 イラク国内公立病院
受注機種/台数 ・医療用X線透視撮影システム FLEXAVISION / 106式
・医療用X線撮影システム RADSPEED / 27式
総額 約15億円

今後の展開

湾岸戦争、イラク戦争と続いた1990年からの約15年間の空白期間は、イラクでは医療機器の導入はほとんど行われておらず、納入済み装置に対する更新需要、新規病院建設案件が数多く存在します。また昨年9月に日本政府主導による、医療インフラ輸出のための官民派遣団がイラクに送られ、今後日本の医療機器メーカーが共同でトレーニングセンターを設立する計画も進められています。このような動きの中、今回の大口案件受注を弾みとして、当社医療機器のより一層の浸透を図ります。