新興国の衛生環境の改善

ガーナ共和国

ガーナ共和国

新興国における
衛生環境の改善への貢献


世界の経済成長の中心は先進国より新興国に移りつつありますがこれらの国々の健全な発展のために、衛生環境の改善などの社会インフラの整備が喫緊の課題となっています。
当社は各国政府による援助案件などを通じて、新興国の方々の生活環境の向上を後押ししています。

ガーナ保健省への医療機器の導入

ガーナは西アフリカに位置する、人口約2,500万人の共和国で、1957年にサハラ砂漠以南の国では一番早く独立を果たした国です。日本ではチョコレートの名前で有名なように、カカオ豆の世界的な産地ですが、長い間地下資源には恵まれず、石油価格高騰により悪化した経済の立て直しを進めてきました。2010年に開始した石油の商業生産の拡大もあり、2011年には13.6%の経済成長を達成するなど、成長するアフリカを象徴する国となっています。一方では長期にわたる経済停滞のため、病院設備の更新は進んでおらず、老朽化が進んでいました。
2010年にガーナ保健省が米国の資金援助により、国内10州の24病院に医療機器を導入する計画が動き出した時、X線装置についてまず島津に声がかかりました。その理由は、日本政府の支援により1992年にガーナ最大の公立病院である、Korle Bu Teaching Hospital(約2,000床)に納入された、島津のX線撮影装置が、現在まで順調に稼働していることに対する評価によるものでした。
ガーナでは欧州の支援により多くの欧州製医療機器が納入されていますが、その多くがアフターサービスの不備により、故障したまま放置されていました。そんな中、島津の装置の信頼性、アフターサービスがガーナ保健省の信頼を勝ち得たのです。米国資金ということもあり、米国製品が優遇されるのではないか、という懸念もありましたが、ガーナ保健省の強い意向もあり、一般撮影装置「RADspeed M」31式、外科用X線TVシステム「OPESCOPE ACTIVO」13式、デジタルX線TVシステム「FLEXAVISIONHB」3式という大規模案件を受注することができました。これらの装置が同国の医療水準向上に大きく寄与することにより、今後も末永い関係を維持していきたいと考えています。

 The Korle Bu Teaching Hospital

The Korle Bu Teaching Hospital

1992年にKorle Bu Teaching Hospitalに納入された装置

1992年にKorle Bu Teaching Hospitalに納入された装置

RAMspeed M/OPESCOPE ACTIVO/FLEXAVISION HB

ウズベキスタン保健省Health-3案件

ウズベキスタンは中央アジアに位置し、古くはシルクロードの中継地点となって栄えた歴史ある国です。19世紀にロシア帝国に併合され1991年に旧ソ連の崩壊と同時にウズベキスタン共和国として独立しました。
ウズベキスタンでも、近年の8%以上の高い経済成長とは裏腹に、病院ほか公共施設では依然として旧ソ連のものが使用され、老朽化が進んでいました。今回のHealth-3案件は、国民の受ける医療レベルの向上を図るため、世界銀行の融資の下に全国12州50施設のX線撮影装置およびX線TVシステムを更新するプロジェクトでした。島津はドイツやロシア、時にはウズベキスタン首都タシケントに現地スタッフを擁して、長年にわたり同国の現地医療の中心となる施設や医療改革を志す医師へ高品質の製品を供給し継続してサポートすることで医療レベル向上へと貢献してきました。
このことが同国における島津の評価となって今回のX線撮影装置、X線TVシステム「FLEXAVISION SF」それぞれ58式の受注につながりました。全国医療施設が一斉更新され、島津の最高品質のX線装置が納入されることに同国保健省、設置病院施設からも大きな期待を寄せられました。今後もいち早い稼働と充実したサポートで、同国の医療サービスの向上に貢献していきます。

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