環境・社会活動

製品の環境対策とグリーン調達

製品への環境配慮は、材料・部品の調達から廃棄に至るまでのライフサイクル全般への対応が必要と考えています。 そのために、当社では自社で策定した環境負荷低減設計指針に基づいた製品設計を行っています。 一方、有害化学物質の不使用や削減を進め、環境への影響がより少ない部品・素材の調達を積極的に推進しています。

エコラベル制度の取り組み

当社では、製品の環境配慮について自社基準を設け、基準を満たした製品に対し「エコラベル」の添付を認めるエコラベル制度を実施しています。これまでにエコラベル制度の認定を受けた主な製品を紹介します。

エコラベル基準(以下のいずれかの条件を満たすこと)
  1. 当社従来機と比較してエネルギー消費量を25%以上削減していること
  2. 当社従来機と比較して消耗品の使用量を25%以上削減していること
  3. 当社従来機と比較して製品重量を25%以上削減していること
  4. 当社従来機と比較して製品容積を25%以上削減していること
  5. 当社従来機と比較して製品の設置面積を25%以上削減していること
  6. 特定の有害物質を含有しないこと
    ※特定有害物質:EUのRoHS指令で使用を制限されている水銀、カドミウム、鉛、6価クロム、ポリ臭化ビフェニル(PBB)、ポリ臭化ジフェニルエーテル(PBDE)

省エネルギー25%以上の達成

i‐Series(Prominence‐i,Nexera‐i)、NJ‐SERVO、RADspeed fit
蛍光X線分析装置 EDX-7000/8000

※記載の数値はすべて当社従来機比です。

消耗品の使用量削減

TNP‐4200

特定有害物質の非含有

X線テレビシステム SONIALVISION G4、回診用X線撮影装置 MobileArt Eco、油圧機器歯車ポンプ パワーパッケージ MPLシリーズ
RADspeed fit、血管撮影システム Trinias、BRANSIST alexa

油圧歯車ポンプ
EGP1シリーズ

医用機器X線管装置
0.7/1.2JG326D-265シリーズ など6シリーズ

油圧機器歯車ポンプ: 
油圧歯車ポンプ EGP1シリーズ  
油圧歯車ポンプ DDG440シリーズ
油圧歯車ポンプ TME1シリーズ、SME1シリーズ、EGP2シリーズ、SGP400シリーズ
パワーパッケージ DPNシリーズ

レーザミラー&
レーザウィンドウ

光学デバイス・レーザー
高出力用レーザミラー&レーザウィンドウ
レーザミラー:36種
レーザウィンドウ:12種
LD直接波長変換型レーザ LUMICUBEシリーズ HK-5500、
バルク型QPM素子

ターボ分子ポンプ
TMP-2804/3304/3804/4304/2404/X3405シリーズ、
TMP-V2304LM/V2804/V3304シリーズ

光学デバイス
島津軸外放物面鏡、ポルカドットビームスプリッタ、UVレーザks

LCAによる製品の評価

製品を構成する素材の採掘から、生産、流通、使用、そして廃棄・リサイクルという一連の段階で発生する環境影響を評価する手法としてLCA(ライフサイクルアセスメント)があります。
当社のエコラベル適合製品であるEDX(エネルギー分散型蛍光X線分析装置)の最新機種をLCAで改めて評価したところ、従来機比で44%削減した省エネ性に加え、液体窒素が不要になったことと、装置がコンパクトで軽量になったことで、CO2排出量は55%削減できたことを確認できました。
今後もLCAを活用して製品の評価を行い、より環境性能の高い環境配慮製品を提供していきます。

調達方針とグリーン調達

当社の製品に使用する資材の調達にあたっては、サプライチェーンマネジメントを通じ、国内外のお取引先様とのより良いパートナーシップを構築して相互理解を深め、共に成長・発展できる関係を築いて参ります。

公正公平な取引、法令順守を全てに優先させた取引を目指し、「共生とE(環境)、Q(品質)、C(価格)、D(納期)」を取引の基本方針としています。

お客様に満足いただける最適な品質と価格で、生産のタイミングに合わせた納期に供給可能であり、あわせて環境負荷の低減に積極的に取り組まれているお取引先様との取引を推進します。

また、事務用度品などの社内で消費する用品についても、さらなるグリーン化を推進するため、環境配慮製品を随時リサーチし、積極的に従来品からの代替を進めています。

各種法規制への対応

製品含有化学物質に関する取組み

当社主力製品である分析計測機器や医用機器は、2014年7月より改正RoHS指令(2011/65/EU)※1の適用となりました。これに対応し、RoHS指令に適合した製品を欧州に供給しています。

このRoHS指令への適合を保証するため、グリーン調達基準に基づく資材の調達に加え、実地監査による管理状況の評価、調達した資材の自主分析を実施しています。さらにお取引先様とは説明会や対話を通じて協力しながら、サプライチェーン全体で品質の維持を図っています。

またRoHS指令の規制強化やREACH規則※2への対応として、新たな化学物質調査システムを構築しました。製品に含有する化学物質を詳細に把握し管理することにより、さらに環境負荷の低減に努めて参ります。

※1 電気電子機器に含まれる特定有害物質の使用制限
    (Restriction of certain Hazardous Substances)に関する指令(2011/65/EU)
※2 2007年6月1日発効の化学物質の総合的な登録、評価、認可、制限
    (Registration, Evaluation, Authorization and Restriction of Chemicals)に関する制度

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