海外営業

8つの民族と複数の言語が飛び交うグローバルな社内環境。

Shimadzu South Afirca (Pty) Ltd
経済学部
西村 慎太郎 / 1994年入社

  • 営業系
  • 海外
  • 男性

現地大学と共同で分析ラボやトレーニングセンターを設立

アフリカ最大の経済規模を持つ南アフリカ共和国。大学・研究の分野を中心に分析装置のニーズが高まっているこの国に、2011年に設立されたのが販売会社「Shimadzu South Afirca (Pty) Ltd」です。鉱物・食品・農業・製薬など現地の成長産業分野に対する販売サービス体制を強化し、地元ヨハネスブルグ大学と共同で分析ラボやトレーニングセンターを設立するなど、現地発のアプリケーション開発やオペレータ教育にも力を入れています。トルコを中心とした中東北アフリカ地域をカバーするイスタンブールの拠点や、サウジアラビアを中心とした湾岸諸国をカバーするドバイの拠点と協力しつつ、南アフリカを拠点として、サブサハラ地域におけるビジネスの拡大と島津ブランドの浸透を図るのがShimadzu South Afirca (Pty) Ltdの役割です。

8つの民族と複数の言語が飛び交うグローバルな社内環境

多民族国家南アフリカを反映してShimadzu South Afirca (Pty) Ltdのスタッフの民族構成も多彩です。イギリス系白人、アフリカーンスと呼ばれるオランダ系白人、インド人、黒人はズールー、ツワナ、ソト、ヴェンダ、そして日本人の私と計8つの異なる民族の出身者がいます。実は南アフリカには公用語が11あります。英語、オランダ語系のアフリカーンス語、そして9つの黒人の民族固有の言語です。ビジネスの場ではみな英語を話しますが、同じ民族同士で冗談を言い合う際は、自分たちの言語を使った方がピタリと表現できるらしいです。英語の拙い南アフリカ人も結構いるおかげで、私の日本語訛りの英語にも面倒くさがらずに付き合ってくれるので助かります。

会社の立ち上げに参画
島津ブランドを浸透させ欧米企業を追随

私は2010年に初めて出張で南アフリカを訪問して以降、市場調査を行い、新会社設立による事業拡大策を起案し、本社幹部の承認を経て、会社立上げのために2011年に赴任しました。自分が描いた青写真通りに事が運ばないと責任は全部自分に返ってくるので必死です。もともと欧州志向の強い南アフリカでは欧米競合他社の方がブランド認知度が高いです。製品の品質や性能が勝っていても、人々の抱いているブランドイメージは一朝一夕には覆せません。だからお客様に島津の価値を認めてもらうための方策を現地スタッフと共に考え出し、実行していくことが重要です。自社ラボや大学との共同ラボを充実させ、お客様に島津の装置を実際に使ってもらい、その良さを体感してもらうこともその一つです。他社を上回るサービスを提供すべく、技師の教育や迅速な対応にも力を入れています。ローカルWEB、専門誌、展示会などを通じて、島津のブランドイメージ作りも推進しています。

品質に自信があるからこそ打ち出した新サービス
評判も上々

南アフリカでは、いろいろな物がよく壊れます。水道管が壊れて断水したり、信号機が故障したりといったことは日常茶飯事です。しかもそんな重要な社会インフラでも復旧には時間がかかります。日本なら夜通し作業しますが、南アフリカでは基本的に平日の日中しか働きません。分析装置でも欧米競合他社の製品は比較的よく壊れます。修理対応はやはりゆっくり。1年の保証期間が切れていたら高額な交換部品費用・修理費用を請求されます。ユーザは文句を言いつつも仕方がないと諦めています。そこで我々は考えました。日本の島津製品は何年も壊れない。だから修理費用もほとんど発生しない。もともと高い商品価値をきちんとお客様にアピールする方法はないものか。そして始めたのが5年保証。品質を作り込んでいる日本メーカーの製品だからこそできる提案で、お客さまからの評判も上々です。

10年後を見据え、南アフリカの地で確固たる島津ブランドを形成する

私が以前駐在していた中国や出張で訪れたインド・東南アジアの国々と比べると、アフリカの経済発展のスピードはまだまだゆっくりです。今後3~5年のスパンで考えると世界の経済成長の中心はやはりアジアだと思います。しかし10年のスパンで考えるとアフリカの新興諸国が世界の経済成長の主翼を担う可能性はあります。10年後に振り返って、あの時、南アフリカに進出して拠点づくりをしたからこそ今のビジネスの発展がある、と言える仕事をするのが今の目標です。南アフリカには、サブサハラ諸国をリードするだけの人材の厚み、経済力、政治的指導力、地政学的利点があります。この地に、確固とした島津の統括・サポート拠点を築いていきたいです。

レギュラーサイズにして300g。冷凍なしで食卓に並ぶ南アフリカ産牛ステーキ。

日本から南アフリカにやってきて、もっともお得感の高い食べ物と言えばやはり牛ステーキです。南アフリカの牛肉は、牛を殺してから食卓に出てくるまでの間、一度も冷凍しません。だから柔らかくておいしいです。レギュラーサイズが300gとボリュームたっぷり。しかも、有名なレストランで食べても1200円くらいと安いです。同じく安くておいしい南アフリカ産の赤ワインと一緒に召し上がれ。肉の柔らかさを満喫できるレアがお薦めです。

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