製品開発

「チームのために汗をかく」ことこそ、信頼を得る近道。

Shimadzu Software Development Canada Inc.
工学研究科 電気通信工学専攻
吉田 貴則 / 2007年入社

  • 技術系
  • 海外
  • 男性

高付加価値なソフトウェアを世界中の島津グループへ提供

私の駐在しているShimadzu Software Development Canada(SSDC)はソフトウェア開発を専門にした島津製作所のグループ会社で、現在は主に本社と共同で新製品の開発および既存製品の改良保守を行なっています。中国やインドなどに比べて高コストな先進国であるカナダを拠点にしているので、常にハイエンドを意識し、高付加価値なソフトウェアを島津グループへ提供していくことを組織のミッションとして掲げています。これまでも「世界で唯一」を実現するために最先端技術をいち早く習得し、Intel CPUに特化した高速演算技術やGPUプログラミング、ニューラルネットワーク技術などを製品へ取り入れてきました。また、スマートフォンやタブレット型PC専用のソフトウェア開発技術も保有しており、iPad/iPhone用のソフトウェアは独自製品としてAppleのiTunes Storeで販売しています。

誰かに教えられる自分の強みを持ち、白熱した議論が繰り広げられる社内

現地の従業員数は20名で、総務担当者1名を除く全員がソフトウェア技術者です。技術者は毎年一度、勉強会の主催を義務付けられており、知識の共有を積極的に行なっています。ソフトウェア開発という広大な世界の中で、誰かに教えられる自分の強みを持つべきという意識があるからです。

島津グループではベンチャー企業のような存在
最大のお客様は島津製作所

高度なソフトウェア技術の習得を目的に赴任しました。現在に至るまで、ソフトウェア開発工程の全てに関係する機会があり、仕様策定、設計、実装、テストをプロジェクトや社内の状況に応じて担当しています。実装フェーズでは主にC++、C#、Visual Basicといったプログラム言語を使い、新機能追加、バグ修正、新規プロジェクトにおけるプロトタイプの作成や実験ツールの開発などに取り組んでいます。
また、日本語話者であり本社をよく知る人間として、本社との共同開発におけるコミュニケーションのサポートにも携わっています。SSDCにとって本社は最重要顧客でもありますので、営業的な話に触れる機会もありました。言うなれば、SSDCはグループ内におけるベンチャー企業のような存在なので、本社に対し保有技術でどのような提案ができるかを考える機会もあり、その裁量の大きさがやりがいにもなっています。

「チームのために汗をかく」ことこそ信頼を得る近道

所在地であるモントリオールと日本の時差は14時間(サマータイム中は13時間)もあります。地球のほぼ裏側にいるチームと一緒に開発を進めているので、コミュニケーションには苦労します。日本人駐在員一人という環境の中で途方に暮れたこともあります。未だベストな方法を模索する日々ですが、両方の状況を良く知る人間として、全体最適を考え、誠実に愚直にチームへの貢献を考えた行動を続けています。
「チームのために汗をかく」というのは今流行ではないかもしれません。ただ、そのようなシンプルな積み重ねこそが、文化や言葉を越えて信頼を得る近道であると実感しています。今はカナダ人の上司から「ベストと思う方法で進めて欲しい」と頼まれる機会も増え、仲間として信頼してもらえていると思っています。

帰国後も技術的に新たな挑戦を続け、更に広い視野で仕事ができるようになりたい

SSDCが拠点としているケベック州モントリオールではフランス語が母語になります。モントリオールのような大都市ですと英語だけでも不自由はしないのですが、任期中にもう少しフランス語が理解できるようになりたいと考えています。
帰国後もSSDCと関わりながらソフトウェア開発に携わっていくと思いますが、日本でもカナダの駐在期間中と同じように技術的に新たな挑戦を続けていくのはもちろんのこと、もっと広い視野で製品開発に取り組めるように、日本だけでなく世界中の関係会社がひとつのチームとして製品に関われるような仕組み作りができればと思っています。

-30度の冬を乗り切るためのシンプルな食べ物

ケベック州生まれのカナダ料理としては、Poutine(プーティン)が有名です。Poutineは少し厚めのフライドポテトにチェダーチーズをまぶし、グレービーソースをかけたシンプルな食べ物で、こちらのフードコートを訪れれば必ず見つけられます。ウィンナーやベーコンを加えたものもあり、そのボリュームと超高カロリーに圧倒されてしまうでしょう。こちらの人はPoutineを食べて-30度の冬も乗り切っています。

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