海外営業

海外事業開発部
文学部
金子 卓也 / 2010年入社

  • 営業系
  • 国内
  • 男性

上司もいない、デモ機もない。無い無いづくしのプロジェクト

fNIRS(近赤外光脳機能イメージング装置)は、国内では脳科学の研究に多く使用されており、 臨床応用も始まっているものの、海外での普及はこれから。そこで海外展開に本腰を入れようと、入社2年目、カナダで開かれる脳機能関連学会への出展準備を任されました。この脳機能関連学会への出展は、2度目。前例があり、ノウハウもある。先輩をはじめ、多くの人の協力も得られるはず。そんな安心感から、担当を任された当初は何の心配もしていませんでした。ところが上司や他の参加予定者が別の仕事に回ることとなり、現地のグループ会社の協力も得られないという緊急事態が発生。私とマーケティング担当者の二人で、すべてを仕切らなければいけなくなりました。しかもタイミングの悪いことに、当初展示の目玉と考えていたデモ用の実機が、国内の展示会に出品されるため、カナダへ送ることができません。いくつものハンディを抱え、私たちは頭を抱えてしまいました。

fNIRSを世界へ——。「未来」があるから頑張れる

でも、もう後には引けません。前に突き進むしかないと覚悟を決めて、準備に取りかかりました。課題は、デモ機が使えない中で、fNIRSを研究者にどう魅力的に見せるか。そこで実験室にこもり、私が被験者役を演じてプロモーション用のムービーを手作りしました。また展示ブースの設営に必要な備品の調達、備品を現地へ送る手続きに必要な書類作成など、やるべきことは山積み。現地では、会場設営まで行いました。fNIRSを世界中に広めたい。その思いだけが支えでした。それだけに、無事に学会初日を迎えた時は、大きな達成感がありました。fNIRSは、将来学術研究や臨床現場だけでなく、一般家庭でも使われるようになるかもしれません。そんな未来にむけて第一歩を記せたとしたら、これほど嬉しいことはありません。

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