分析計測機器・製品開発

分析計測事業部 技術部 インフォマティクスグループ
理学部理学科数理科学専攻
関谷 麻里絵 / 2009年入社

  • 技術系
  • 国内
  • 女性

お客様から他社の名前が。プレッシャーの中で始まったプロジェクト

分析データシステム「LabSolutionsCS」の開発に携わっています。「LabSolutionsCS」は、当社の様々な分析機器をコントロールし、データを解析・管理することでお客様の分析業務をサポートするネットワークシステム。私は製薬業界のお客様をメインに担当しています。数年前に、当社の装置を導入してくださっている大手製薬会社様から「新装置の導入を考えているが、他社の製品でないと今後の法規制に対応できない」と言われて開発プロジェクトをスタートさせたことがありました。その時点で他社に後れを取っていたので、期待を上回る新機能でご満足いただかなければ、もう後がない状態。開発は常にプレッシャーとの闘いでした。医薬品は人命に関わるため、その製造において法律を遵守した正確な業務が求められます。品質管理の工程では、人為的ミスを未然に防ぐ、またデータ改ざんなどの不正があればただちに発見できる機能が不可欠。新機能開発ではデータが健全に採取されることはもちろん、そのデータをより効率的に管理できるシステムの構築が課題となりました。

迅速・細やかな対応を重ね、お客様の「期待以上」へ

長くお使いいただくために必要な機能は?現場へ負担をかけず、管理業務を徹底する方法は?チーム全体で業界の動向を研究すると同時に、お客様のワークフローを詳しく分析しました。機能を作ってはお客様へデモンストレーションを実施し、改良する日々。ヒアリングを重ね、使い勝手の良さも追求しました。製品をリリースしたのは、スタートから1年半後。「他社にない、業界動向を捉えた機能だ」と予想以上の高評価をいただけるものが完成したのです。当社のソフトウェア開発は、開発・保守・不具合修正など幅広い業務に携わります。その中で私が大切にしているのは、お客様と密なコミュニケーションで信頼関係を築き「お客様自身も気付いていないニーズを読み取る」こと。日頃から真摯な対応を重ねることで、些細なことにもご意見・ご相談をいただけるようになり、それがより良い新機能へと繋がっていく。先の案件でもこの信条が活きたと自負しています。ソフトウェアはお客様の業務を劇的に改善できるものであり、また、業務に対するお客様の価値観に新しい風を吹き込めるものです。今後は、市場や世界を動かせるような製品を私自身の手で世に送り出していくのが目標です。

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