分析計測機器・製品開発

最先端の技術をタイムリーに市場へ送り出す。

Shimadzu Scientific Instruments, Inc.(アメリカ)
情報理工研究科 人間情報科学専攻
入来 隆之 / 2011年入社

  • 技術系
  • 海外
  • 男性

最先端の技術をタイムリーに市場へ送り出す

Shimadzu Scientific Instruments, Inc.(略称;SSI)は、1975年にアメリカ・メリーランド州に設立され、2015年に創立40周年という輝かしい年を迎えました。主な役割は北米における島津分析機器の販売から据付、お客様へのサポートとなっており、現在ではアメリカ国内に9つの支店を展開しています。近年は特に、高速液体クロマトグラフや質量分析計を中心に大きく売り上げが伸びてきています。これまでは販売会社としての役割が大きかったSSIですが、2015年の8月には新たな組織である「SSIイノベーションセンター」を発足しました。その目的は北米市場の拡大、及び世界を牽引する顧客との共同研究開発の促進などです。SSIの近隣にはFDA(アメリカ食品医薬品局)などの官庁や、NIH(アメリカ国立衛生研究所)をはじめとする数多くの研究機関が存在しています。このような背景を最大限に活用し、最先端の技術をタイムリーに市場へ送り出すことを目指しています。私もこのイノベーションセンターに所属しており、ソフトウェアの技術を中心に、顧客要求の的確な把握、および迅速な製品開発をミッションとしています。

プロフェッショナルの自覚を持ち、
互いに刺激を与えながら良いアウトプットを

社内の雰囲気は常に明るいです。アメリカ人の陽気な性格がそのまま社風にも現れているのか、コミュニケーションが取りやすく、年齢に関わらず意見を出しやすい環境です。各々がプロフェッショナルの自覚を持って仕事に取り組んでいるため、切磋琢磨しながら良いアウトプットが出せる環境があり、いつも刺激を受けています。また、アメリカの人達を見ていて感心することは、ON・OFFの切り替え方がとても上手な点です。仕事には集中して黙々と取り組んでいる人が、プライベートでは子供のようにはしゃいでいる姿を見ることもあり、そのギャップに驚かされることがあります。

世界屈指の企業や市場が集まる国。
積極的なヒアリングでニーズをいち早く掴む

私は入社後の5年間、高速液体クロマトグラフ用のソフトウェア開発に従事してきました。開発プロセスの一部だけでなく、機能やUIデザインからソフトウェアの実装、評価に至るまでの全ての開発プロセスに携わり、幅広い知識を身につけることができました。現在所属するSSIイノベーションセンターでも、製品開発グループでソフトウェアの開発を担当しています。近年、ソフトウェアに対する要望は急速な勢いで増加しています。装置を動かすための単なるインタフェースという役割から、新しい価値や感動すらも提供すべきものとして期待されるようになってきました。こういったソフトウェアのトレンドの中では、以前にも増して顧客要求へ耳を傾けることが重要度を上げています。アメリカは世界屈指の企業や市場があることから、顧客要求のヒアリングには最適な場所です。そこで現在は、次世代の高速液体クロマトグラフに対する要求を拾い上げるため、積極的にお客様のラボへお伺いして製品に対する不満などのヒアリングを実施しています。今後、このヒアリング内容をもとに少しでもお客様に満足していただける製品を開発していきます。

「伝える力」とは、
熱心に伝えようとする姿勢であると学ぶ

やはり英語のコミュニケーションには苦労します。お客様のラボでプレゼンをする機会がありましたが、伝えたいことがなかなか伝わらず四苦八苦しました。しかし、一つ一つ心を込めて丁寧に説明することで、最終的にはうまくコミュニケーションを取ることができました。英語力の向上はもちろん必須ですが、それと同じぐらい熱心に伝えようとする姿勢が大事なのだと実感しました。また、ここアメリカではアピールすることの重要性を強く感じます。日本人は言葉にせずともお互いが察することを良しとするところがありますが、その姿勢のままこちらで仕事をすると、周囲から意欲的でないというレッテルを貼られてしまいます。現地の人たちは自分のアウトプットは周りへ躊躇なくアピールします。それは自分の成果に対する自信の表れなのです。個人的にはどちらが正解ということはないと思いますが、自分の仕事に誇りを持つ姿勢は見習うべきですし、成果に自信が持てるように日々取り組むことの重要性を強く感じています。

製品の現場をよく知り、
分析業界に精通した人材を目指したい

現在の業務では顧客ニーズの的確な把握に力を注いでいます。この経験を積み重ねていき、いずれアメリカ市場を通じて分析業界に精通した人材となることが目標です。日本で開発業務に従事していた時には、ソフトウェアの機能一つ一つが具体的にどのように役立つのか、といった点をイメージできないでいました。こちらに来て顧客訪問する機会を多く持てたことで、自分の開発したものがどういった形でお客様に貢献しているかを知ることができています。製品の“現場”をもっとよく知り、お客様のニーズを自分なりに解釈した上で革新的なソフトウェアを作りたいです。入社5年目にして海外赴任という大きなチャンスを与えてくれた会社には非常に感謝しています。海外赴任を経て成長することで恩返しができるよう、頑張ります。

初めて出会った絶品料理

ここ、メリーランド州で有名な料理が「クラブケーキ」です。ケーキと言うと甘いものを想像される方もいると思いますが、ほぐしたカニ肉をメインに作るハンバーグのような料理です。とってもおいしいのでおすすめですよ。こちらに来てからは、やはりアメリカンフードを食べる機会が多いです。ご存じのように量もカロリーもボリューミーな料理が多いので、肥満防止のためにクライミングジムへ通い始めました。運動するだけでなく、現地の人たちとの交流もできるのが嬉しい点です。友達もできて有益な時間を過ごしています。

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