産業機器・国内営業

産業機械事業部 営業部
法学部 法律学科
塩本 泰洋 / 2010年入社

  • 営業系
  • 国内
  • 男性

ものづくりで社会に貢献したい

世界に挑戦できる場所を求めて

両親の地元が京都の私にとって、京都で1世紀以上根付いている島津は身近な企業でした。島津の田中耕一フェローがノーベル賞を受賞したのは高校生のころで、「名前知ってる会社の人がノーベル賞獲ってる」とびっくりしたのを覚えています。就職活動のときに重視していたのは、オンリーワンの人材や製品で世界に挑戦している会社であること。その点でも島津は魅力的でした。
私の部署で取り扱っているターボ分子ポンプは、IC・メモリなどの半導体製品や液晶・有機ELディスプレイの製造に欠かせない製品です。チャンバーと呼ばれるケースの中をターボ分子ポンプにより真空にして、その中で半導体の原料となるシリコンウェハに回路を作りこんでいきます。お客様は、半導体製造装置を製作する装置メーカーと、その納品先の半導体・ディスプレイメーカー。この分野では近年、韓国や中国の企業が躍進しており、昨年からは、私自身も担当させてもらっています。
入社7年目のこと、私を大きく成長させてくれる機会がありました。ここ数年、パソコンやサーバーなどで使われるハードディスクは、フラッシュディスクへの移行がどんどん進んでいます。それに合わせて半導体の需要が急激に伸び、ターボ分子ポンプにも注文が殺到したんです。本来ならうれしい悲鳴といえそうなところですが、寄せられた注文の数は、私たちが製造できる能力の2倍に達していました。とてもではありませんが、お客様の希望納期までに納めることは難しく、部署全員で全国のお客様を訪ねては、事情を説明する日々が続きました。

嵐の中を駆け抜ける

もっとも、納期が厳しいとだけお伝えしても、お客様には納得してもらえません。そこで私の上司は、「お客様に社内の事情を全部お伝えしよう」と決断しました。社外秘としていた月々の生産台数や加工機の数をお伝えするだけでなく、工場の生産ラインまでお客様をご案内し、どうやってもこれ以上は納期を早められないこと、納期対応に向け増産体制を構築中であることをご理解いただこうとしたんです。
一方、製造現場には、なんとか生産量を増やしてほしいと再三頼み込んで全社をあげて増産体制を敷き、どうにか約1ヶ月遅れで順番に納品していきました。
ところが、今度は納品した先で不具合が発生してしまいました。特別増産体制を組みましたが、工場では新規採用の方も多く検査項目を見落としてしまい、必要な部品が一つ欠けてしまったんです。本来なら技術サポートが対応に当たるところですが、なにしろ納品先が多く、どのお客様先も、決してラインを止めることはできません。私たち営業もサポートに回り、迅速な解決に努めました。

あらゆる国で
人と人の関係を作り上げたい

苦難の日々が信頼を呼んだ

そんな日々が約8ヶ月間続きました。これだけ多大な迷惑をおかけした以上、取引解消になるお客様が出ることも覚悟していました。ところが、ほとんどのお客様で今も変わらずお付き合いいただくことができているんです。ある半導体製造装置メーカーのお客様にいたっては、かえって関係がよくなったほどです。担当の方がおっしゃるには「どんなメーカーの製品でも不具合や納期などの問題が起きることはある。でも、その後の対応を見ているんだよ」とのこと。やはり営業にはなによりも信頼が大切だと再認識した瞬間でした。どんなに困難な状況でも、誠実さを貫いて、精いっぱいできる限りのことをしていく。そうすれば、お客様にも必ずわかっていただけるんだって。
これから先発展が見込まれている人工知能や自動運転、ロボットなどの技術は、どれをとっても半導体を欠かすことはできません。中国や韓国だけでなく、その他のアジアや新興国のお客様もどんどん増えてくることでしょう。そうした中でも、信頼を積み上げていくという営業の基本は変わらないと思います。海外のビジネスの慣習やスピード感をしっかりと理解して、どの国でも人と人の関係が築けるような営業になっていきたいですね。

MY WORK LIFE

一日の流れ

  • 6:30
    • 起床
    • 朝食をとりながらニュースを一通り確認。新聞を読みながら電車で1時間の会社へ向かう。
  • 8:45
    • 出社
    • 朝のメールチェック。製品の導入を提案していた京都の装置メーカーから再度の訪問を依頼される。
  • 9:00
    • 資料作成
    • 商談に備えプレゼン資料を作成。午後の2件分を間違えないよう整理して鞄に入れ込む。
  • 12:00
    • 昼食
    • いきつけの定食屋へ。においが目立たない和食を注文。
  • 13:00
    • 移動
    • 京都の装置メーカーへ向かう。移動中にメールチェックをし、迅速に連絡を取っていく。
  • 14:00
    • 客先商談
    • 京都の装置メーカーで商談。プレゼンが成功し、採用が決まる。
  • 15:00
    • 移動
    • 2つ目のアポイント先、別の京都の装置メーカーへ。
  • 16:00
    • 客先商談
    • 初回ということもあり、カタログを元に先方の要望を探る。後日、要望にあった仕様の製品を提案する約束を取り付ける。
  • 20:00
    • 帰宅
    • 遅めの夕食。体が資本なので栄養バランスを考えた献立にする。
  • 23:30
    • 就寝
    • 軽くその日のニュースをチェックした後、就寝。明日に備える。

SHIMADZU PEOPLE

社員インタビュー 一覧へ