History

2001年(平成13)〜 新たな事業分野でさらなる飛躍を。

ライフサイエンス研究所

2001年、バイオ研究の分野で事業の拡大を図るため、
社内に分散していたライフサイエンス技術者を集約し、
ライフサイエンス研究所を開設しました。
さらに環境分野や半導体分野へも注力し、
21世紀の新たなビジョンを掲げて事業拡大をめざしました。
その翌年、当時島津製作所 ライフサイエンス研究所 主任・田中耕一がノーベル化学賞を受賞。
世界中から大きく注目されることとなります。
現在、島津製作所は様々な分野における研究開発・品質管理に
欠かすことができない「分析・計測機器」、
病気の早期発見、早期治療に貢献する「医用機器」、
搭乗者の安全・快適・負荷軽減を実現する「航空機器」、
そして、次世代のモノづくりに応える「産業機器」の4つを基盤事業とし展開しています。
そしてさらに、各事業分野で培った先端技術を融合・進化させ、
「環境」、「次世代医療」、「産業計測」の分野で新たな事業展開を図ることにより、
社会への貢献をめざしてまいります。

世界初のFPD搭載X線診断装置ターボ分子ポンプ工場
分子イメージングへの取り組みとして開発した実験小動物用PETシステム
2001年 ライフサイエンス研究所を開設
タンパク質解析用前処理装置を豪プロテオームシステムズ社 と開発
2002年 田中耕一がノーベル賞化学賞・文化勲章を受賞
2003年 直接変換方式フラットパネル検出器(FPD)を搭載した 世界初のX線診断装置を開発
2005年 次世代医療技術である分子イメージング機器開発への 取り組みを強化
光学部品等の製造会社 株式会社島津デバイス製造を設立
分析・計測機器の製造会社 島津エイテック株式会社を設立
2006年 欧州にShimadzu UK Ltd.など3社を設立
インドにShimadzu Analytical India Limitedを設立
中国に受託分析会社 島津(広州)検測技術有限公司を設立
2008年 三菱重工業からターボ分子ポンプ事業を譲受
2011年 中国に分析計測機器の開発センターを開設
2012年 食品放射能検査装置FOODSEYEを発売
2013年 ウルグアイにShimadzu Latin America S.A.を設立
台湾に台湾島津科学儀器股份有限公司を設立
2014年 本社・三条工場に本社棟が竣工
2016年 マレーシアにShimadzu Manufacturing Asia Sdn. Bhd.を設立
2019年 韓国にShimadzu Scientific Korea Corporation を設立