ナノ粒子径分布測定装置SALD-7100は、粒度分布(粒子径分布)を測定するために開発された装置です。しかし、それだけではなく、前方微小散乱角度領域における散乱光強度の高分解能検出装置としての側面を持っています。
SALD-7100の光学系は図1に示すように、Wing
センサを用いて、前方60度までの散乱光の変化を連続的に検出することができます。同心円状の各センサ素子は、光軸近傍の中心部分は細かく、中心から離れて高角度になるほど大きくなるように配置されています。したがって、光軸近傍については、散乱角度に対する散乱光強度の変化が高分解能で検出できることになります。
散乱光の偏光成分を考慮して、Wing部の各センサ素子の検出値(光強度)に面積補正を行えば、完全に同心円の形状の仮想的な前方散乱光センサで検出したものと同等の散乱光強度のデータが得られます。
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