分光センサの用途事例の解説


島津製作所の分光センサの用途やアプリケーションをご紹介します。生産性の向上によるコスト削減や過渡現象の計測など、用途事例・改善事例をご紹介します。
※ポリクロメータ、マルチチャンネル分光器ともいう

果物の検査コスト削減

果物の検査コスト削減
概要

青果物(ミカン、マンゴー、トマト等)に光を照射し、透過光や反射光を測定することで糖度や酸度,熟度(リコピン)といった食味を測定することができます。青果物の食味や内部障害を非破壊で計測する手段として、一般的に近赤外領域の分光測定で行います。
OSS-0119は近赤外域の波長を計測することが可能であることに加え、高速出力が可能です。そのため、インライン用途として適しています。

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(OSS-0119)

フィルムの品質管理の向上

フィルムの品質管理の向上
概要

カラーフィルムに光を照射し、透過光や反射光を測定することで、フィルムの色ムラ検査ができます。フィルムは高速で生産されるため、空間分解能の高いスペクトル取得をするには高速出力可能な分光器が必要になります。
OSS-0118は可視領域の波長を高速に計測することが可能で、生産ラインのフィルムや紙の色測定に適しています。

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(OSS-0118)

燃焼状態のリアルタイム計測

燃焼状態のリアルタイム計測
概要

火炎のラジカル発光計測(OHラジカルやCHラジカル等)は化学反応のメカニズム把握や燃焼反応強度の指標として用いられ、時系列データを取得することで過渡現象をリアルタイムに計測可能です。また、ラジカル発光の波長は紫外域にも存在し、燃焼状態によってはその強度は微弱です。
OSS-0117は検出器にフォトマルアレイを搭載することで、微弱光測定と高速出力を可能にしており、燃焼状態のリアルタイム計測に適しています。

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(OSS-0117)

LEDの品質管理

LEDの品質管理
概要

分光センサOSS-0081は、非点収差を補正したトロイダル回折格子を搭載しており、単芯の光ファイバによる入射を高効率で集光して、高い出力強度が得られます。青色LEDの発光を光ファイバで導き、OSS-0081を用いて取得したスペクトルから、CIEの係数を用いて色温度を算出した結果、電流変化による色変化を検出できました。詳細は技術資料 HR41-7027「LEDの色測定」をご覧ください。

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(OSS-0081)
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(OSS-0118)

アプリケーション詳細

条   件 : 電流値 18mA,17mA,16mA,15mA,14mA
結   果 : CIE係数を用いて、分光放射度(SpIrr)から三刺激値と照度を算出できることから、測定により得られたスペクトルを強度校正の情報を用いて分光放射照度に変換します。各条件で測定した結果を、C.I.E1976U.C.S色度図上に示した結果を以下に示します。この結果より、LEDに流す電流値を変化させることで生じた0.001の色差を明確に検出できることがわかります。
測定結果のC.I.E1976U.C.S色度図

※本測定で得られた測定値は一例であり、LEDの仕様などを保証するものではありません。

構成
P/N 691-00500 OSS-0081

※ A/D & I/Oボードは標準品ではありません。
※ 光ファイバはFCコネクタ、コア径200μm、石英製の市販品です。

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