近赤外S偏光高効率回折格子

NIR High Efficiency Gratings for S-polarization

近赤外S偏光高効率回折格子

近赤外S偏光高効率回折格子は、回折格子の生産工程において、従来からの島津保有のホログラフィック技術をさらに進化させエッチング技術の最適化、高精度レプリカ技術の開発により高精度・高効率化を実現させました。 近赤外光(波長範囲700〜1,700nm)を高精度で分光でき、光源光通信関連分野で用いられる光スペクトラムアナライザ(光スペアナ)などの計測機器への搭載に最適です。

高効率な回折格子と、高効率かつ高精度な回折格子をランナップしています。

特長

近赤外領域のS偏光で極めて高い相対回折効率を持つ回折格子です。特に、光通信用途で最適です。
高精度品は回折波面精度が λ/4以下です。
非常に高精度な二光束干渉による露光によって生まれたマスタ回折格子のレプリカ品です。

相対回折効率(S偏光、リトロー配置にて)の一例相対回折効率(S偏光,リトロー配置にて)の一例

標準品リスト

コード番号 溝本数
(本/mm)
回折波面精度
(※1)
(λ=632.8nm)

相対回折効率
(※2)の典型値
(1550nm、
S偏光(※3)にて)

外形サイズ
W×H×T
(mm)
G-NIR-095-6030-N 950 94% 60 x 30 x 10
G-NIR-095-6030-S 950 λ/4 94% 60 x 30 x 10
G-NIR-110-6030-N 1100 92% 60 x 30 x 10
G-NIR-110-6030-S 1100 λ/4 92% 60 x 30 x 10

※1:実際の使用波長(1550nm)に近い、λ=632.8nmの2次光での回折波面精度です。

※2:相対回折効率はリトロー配置にて測定した値です。

※3:S偏光は回折格子の溝方向と電場ベクトルの振動方向が垂直な偏光です。

仕様

種別 等間隔直線溝(※4)
ブランク材質 低膨張ほうけい酸ガラス
外形寸法公差 ±0.2(W)×±0.2(H)×±0.5(T) (mm)
有効領域 56(W)x26(H) (mm)
(回折波面は56(W)x26(H) (mm)の楕円)
溝本数公差(回折格子中心において) ±0.5 本/mm
相対回折効率 80%以上 (1550nm,S偏光(※3)にて)
コーティング(真空蒸着) Au
キズ 80-50(MIL-O-13830A準拠)

※4: 溝形状は樹脂にて形成されています。

外形図

外形図
※外観および仕様は改良のため、予告なく変更することがあります。