QPM型波長変換デバイス

PPMgSLT

QPM型波長変換デバイス PPMgSLT

概要

PPMgSLTデバイスは、MgOをドープした定比組成のタンタル酸リチウム〔MgO:SLT〕基板に周期分極反転構造(Periodically Poled structure)を形成した 擬似位相整合(Quasi Phase matching)型の波長変換デバイスです。

MgO:SLT結晶が、高出力のレーザの波長変換を可能にし、また島津製作所の高度な分極反転技術が、広い開口範囲においても、均一で効率の良い波長変換を可能にしています。

標準でグリーン光発生(532nm)、ブルー光発生(473nm)、イエロー光発生(558nm)の第二高調波発生用素子をご用意していますが、光パラメトリック発振デバイス、和周波、差周波発生デバイス、 さらに様々な波長帯についても対応しますので、詳細はお問い合わせください。

特長

  1. 透明領域(270nm〜4500nm)が広く、355nmレーザなど紫外領域にも使用できます。
  2. フォトリフラクティブ耐性1)が高く、GRIIRA耐性2)に優れたMgO:SLT基板を使用しており高い耐光性を有しています。
  3. 分極反転技術の最適化により均一な周期分極反転構造を実現。これにより広い開口範囲で均一な波長変換が可能です。
  4. 熱伝導率が8.7W/m・K3)と高く、放熱性に優れています。
  5. 複屈折位相整合結晶に比べて高いd定数(deff〜10pm/V)が利用できます。
  6. 高い耐光性と大きな非線形定数をいかした高出力CWレーザの波長変換デバイスとして最適です。
  7. RoHS指令適合

1) レーザ光が照射されている部分の結晶の屈折率が変化する現象

2) 通常は赤外光を吸収しない結晶において、赤外光とグリーン光が同時に存在する場合には、赤外光を吸収する現象。

3) 北村、竹川、中村、栗村、Louchev 第65回応用物理学会学術講演会 3a-ZM-6 (2004)

電気電子機器における特定の有害物質の使用を制限するEU(欧州連合)の規制(2002/95/EC)です。
対象物質は、カドミウム、鉛、水銀、6価クロム、および臭素系難燃剤のPBB(ポリ臭化ビフェニール)、PBDE(ポリ臭化ジフェニルエーテル)の6物質です。

当社エコラベル制度認定製品です。

RoHS指令に適合し、対象となる環境負荷物質 (カドミウム、鉛、水銀、6価クロム、PBBおよPBDE)は非含有です。

仕様

  対応波長 寸法 位相整合温度 端面ARコート
基本 SHG 厚み 長さ*1
1 946nm 473nm 0.4mm 2mm 10mm Typ 40℃
Min〜20℃
Max〜50℃
Dual band
946nm R< 0.2%
473nm R< 0.5%
6mm
3mm
2 1064nm 532nm 0.4mm 2mm 10mm Typ 40℃
Min〜20℃
Max〜65℃
Dual band
1064nm R< 0.2%
532nm R< 0.5%
6mm
3mm
1mm 2mm 10mm
6mm
3mm
3 1116nm 558nm 0.4mm 2mm 10mm Typ 40℃
Min〜20℃
Max〜65℃
Dual band
1116nm R< 0.2%
558nm R< 0.5%
6mm
3mm
1mm 2mm 10mm
6mm
3mm

*1 作用長:1.5mm〜12mm(12mm以上もご相談承ります)

※外観および仕様は改良のため、予告なく変更することがあります。
ページトップに戻る